私、広島発のサイクルウェアブランド、Morethanの公式アンバサダーをやらせていただいてます。
そこで今回は、季節の変わり目ですので、冬のウェアをコスパの良いMorethanで揃えてみるとこうなるよ、という記事です。

私の使用感に基づいて、秋から真冬までのウェアを考えてみました
Morethanというブランドについて


以前は中華ブランドと思われていたMorethanですが、最近は日本のブランドだということがだいぶ浸透してきたように感じます。
ファブレス型の企業であるため、生産は中国(広州)で行うので、製品のタグには「Mede in China」と書かれています。
そのため、中華ブランドと勘違いする人が多かったですが、ウェアの企画・販売を行うのはれっきとした広島の日本のメーカーなのです。
読み方は「モーゼン」です。
以前は「モアゼン」とか「モアザン」とか言ってる人もいましたが、「モーゼン」が正式な読み方として定着してきています。
ブランドコンセプトについては、こちらのWebページに詳しく記載されています。
英語のmore thanの造語で「値段以上の商品を提供したい」という思いを込めたブランドです。
Morethanのサイクルウェアで使用している繊維はすべてOeko-Tex Standard 100に認定されており、健康面で安心できるウェアを製造しています。
厳選された安心高品質の素材を使ってサイクルウェア専門工場で一つ一つ丁寧に作り上げています。
アパレル産業が盛んな広州にある協力工場はサイクルウェアの生産歴が長く、いくつかの世界的な有名ブランドのウェアも作っているような工場だそうです。
そして工場との直接交渉、直接取引を行い中間マージンを排し、さらにネット通販専門(Amazonと楽天市場)とすることで販売コストも抑え、Morethanのウェアは高品質であってもお手頃な価格で提供できるのです。
製品は、LINEやお客様の声を反映しながら改善を繰り返して、製品をより良いものにしていく努力を積み重ねています。
余談ですが・・・
以前、北米市場を中心にサイクルウェアを販売している香港のメーカーさんのウェアを紹介する機会がありましたが、送られてきた製品の縫製や生地の品質を比べても、Morethanの品質の高さが際立って高いことがわかりました。
この香港のメーカーさん(こちらもファブレス型の企業さん)には悪いですが、思わずMorethanのある日本ではこのウェアは売れないかもな、と思ってしまいました。
Morethanの製品は生地、縫製などは、海外有名ブランドのものと遜色ない品質レベルで、値段を勘案すれば品質はずば抜けて高く、コスパがかなり良い製品であると自信をもって言えます。
あとはデザインやブランド価値をどう考えるかでしょう。
ブランドやステータスにこだわらなければ、Morethanのサイクルウェアは十分な機能性と品質を持った製品であることは間違いありません。



私が、Morethanの公式アンバサダーをやらせていただいている理由でもあります。
秋から初冬のウェア(気温10℃〜15℃前後)


それでは、Morethanのサイクルウェアで秋から初冬の比較的暖かい時期(15℃前後)のおすすめウェアを紹介します。
この時期に揃えるべきウェアは?
この時期は暖かかったり肌寒かったりと時間や日によって気温や体感温度が大きく変わる時期です。
ですのでレイアリングを意識して、脱ぎ着などができる組み合わせにすると快適なサイクリングが楽しめます。
暖かい時期は、薄手のジャージにウィンドブレーカーやジレを組み合わせるとダウンヒルや急に寒くなった時にも対応できます。
インナーウェア
秋冬のインナーウェアについては別記事で詳しく書いていますが、Morethanのウェアであればこちら。
秋の比較的暖かい時は、夏用のインナーを下にきていると汗冷えを防ぐことができます。
この時期は長袖で腕にも汗をかくのでインナーも長袖がおすすめ。


寒い時は冬用のインナーを着るとより保温性が高まりますが、通気性が夏用に比べて劣るので、おすすめは夏用の袖なしインナーの上から冬用のインナーを着る方法。
こうすると、より汗冷えしにくくなります。


➕


トップス(サイクルジャージなど)
比較的暖かい(15℃より暖かい)場合は裏起毛のないジャージで、寒くなったらウィンドウブレーカーを重ね着するというのが良いと思います。
サイクルジャージ
裏起毛のないジャージは通気性が良いので、下はしっかりとインナーを着ておくと寒くありません。






こちらは春夏用長袖となっていますが、暖かい日であればこれでも十分OKです。
10℃以上15℃以下で肌寒い時期は裏起毛のジャージがおすすめ。こちらは裏起毛で暖かいですが、防風機能はありません。したがって、ダウンヒルや冷え込んだ時のサイクリングにはウィンドブレーカーやジレを併用する必要もでてきます。






ウィンドブレーカー&ジレ
秋から初冬にかけては、寒さ対策としてウィンドブレーカーやジレは必須です。
Morethanのウィンドブレーカーは以下の3つのモデルがあります。
こちらは人気の高いスタンダードモデル。200g未満の重さがあります。


こちらは70g未満の軽量設計。


こちらはカラーバリエーションが豊富で両開きのダブルファスナー搭載。


ジレも3つのモデルがあります。
こちらはMorethanのお馴染みのスタンダードなジレ。


こちらのデザインのジレもあります。


こちらはカラーバリエーションが多く、両開きダブルファスナーを搭載。


ボトムス(パンツ)
下半身は上半身に比べると寒さの感じ方が人によって違うことがあります。夏のショーツでも大丈夫という人もいれば、寒くてロング丈のタイツなどでないとダメという人もいます。
ここでは、寒さを防ぐ秋冬用のボトムスを紹介します。
とはいえ、秋から冬にかけての暖かい時期だと裏起毛はちょっと暑いという時は、春秋用のロングタイツで十分です。


ボトムズに関しては、ビブショーツにレッグウォーマーという組み合わせでもOKです。
Morethanには、裏起毛のサーモビブショーツがあります。これにレッグウォーマーを組み合わせると10℃から15℃あたりでも対応できます。


➕プラス


こちらのレッグカバーは、革新的素材「グラフェン」を採用したレッグカバー。
秋春の肌寒い時期でも寒さを和らげてくれます。ただし、防風性はないのでご注意を。


小物(ソックス・グローブ・その他)
グローブ
初冬までであれば、グローブは人によってはハーフフィンガーでも大丈夫という人もいますが、肌寒い日でも薄手のフルフィンガーで十分対応できるでしょう。
薄手のフルフィンガーのこちらがおすすめ。


ソックス
ソックスは、なんでも良いという人も多いかもしれませんね。
夏よりも少し厚手のソックスにすると暖かいですが、シューズを履くと足が窮屈になってしまうほど分厚い靴下はサイクリングに向いていません。
分厚すぎる靴下はペダルからの路面の情報などを足に伝えづらくなるという点もデメリットです。
やはりサイクリング用のソックスを選んだ方が無難です。
こちらは手頃な価格で手に入るフィット感の良いソックス。


こちらは革新的素材「グラフェン」を採用し、片足35g未満の超軽量設計を実現。
まるで履いていないかのような快適さで、ロングライドも快適に。
グラフェンによる高い熱伝導性で、夏は熱を逃がし、冬は保温性をキープする高機能ソックスです。


真冬のウェア(0℃〜10℃前後)


次に、真冬の厳冬期におすすめのウェアについてみていきましょう。気温としては0℃から10℃以下でのサイクリングウェアをご紹介します。
この時期に揃えるべきウェアは?
真冬はサイクリングはオフシーズン、とおっしゃる方も結構いらっしゃいますが、実はサイクリングには結構好条件が揃う季節でもあります。
晴の日が多く、空気が澄んでいる時が多いので景色がとても良い、そして虫がいないので蚊に刺されたりぶつかってきたりすることもない、という好条件が揃うのが冬のサイクリングです!
でも、冬のサイクリングはとにかく「寒い』!
なのでウェアは、とにかく防寒と防風を意識した上で、汗冷えしない組み合わせで選びましょう。
レイヤリングで対応する場合は、ドライレイヤー+インナーウェア+サイクルジャージ+ウィンドブレーカーという組み合わせになります。
インナーは秋から初冬にかけての組み合わせと同じです。
厳冬期においては、上に着るものも脱ぎ着はほとんどしないので、ジャージ+ウィンドブレーカーの部分を「サイクルジャケット」でカバーするのがおすすめです。
しかし、サイクルジャケットは、機能性の高い有名ブランドだととにかく「高額」なものが多いのも特徴。
しっかりとした防寒、防風ジャケットだと、安くても2〜4万円くらいしますし、場合によっては10万円以上もするものもあります。
その点、Morethanのサイクルジャケットは、防風・防寒機能を備えていても1万円しません。



私が使ってみて防寒性も防風性も普段使いには十分で、コスパは最高です!
トップス(サイクルジャケット&サイクルジャージ)
サイクルジャケット
私が使っているサイクルジャケットはこの2モデル。いずれも0℃対応です。
MT-WVP-001 002は、プロミックス(50D×30D)+高温膜+ポーラーフリースの三層構造で防風防寒性が抜群。防水ではありませんが撥水性能もあります。


WVP-008の方は、デザインがシンプル。4色展開でカモ柄のジャケットもあります。
こちらも防風・防寒機能は普段使いなら十分です!


サイクルジャージ
5〜10℃前後の寒さであれば防寒性に防風性をプラスしたサイクルジャージでもOKですが、朝晩の冷え込みにはちょっと寒いかもしれません。


ボトムス(パンツ)
ボトムスは、裏起毛のビブタイツを使っています。
このビブタイツは過去に2回購入していますが、現行のものは、以前のものに比べて生地がより柔らかく伸びる素材になっており、フィット感が増し、足も動かしやすくなっています。
Morethanが製品の改善を繰り返して、より良い製品となっている良い例だと思います。


こちらは、私は保有していませんが、トップスのMT-FVP-001 002のデザインと合わせたレーサーパンツもあります。
デザインを上下で合わせたい方にはおすすめです。


小物(ソックス・グローブ・その他)
ソックス
ソックスは、ここではメリノウールのソックスをご紹介します。
天然メリノウール56%、ナイロン41%、ライクラ3%となっており、保温性、吸湿性が高くなっており、耐摩耗性もナイロンを入れることで強度を高め、伸縮性のあるライクラによってフィット感を高めているというすぐれものです。


グローブ
グローブは、私が真冬に使用しているものがこちら。
こちらは、Makuakeでプロジェクト販売されたもので、現在はAmazonでは販売されていません。現在は楽天市場のTSUNAGUにおいてのみ販売しています。
ニットなのに風も水も通さないシームレス構造でニットならではの柔らかと暖かさも兼ね備えている脅威の手袋です。
ミドルモデル(薄手)とエクストリームモデル(厚手)があります。
私は寒がりなのでエクストリームモデルを使っています。




このグローブについては、過去にYoutubeで商品レビューもしていますので、ご参考にしてみてください。
ウォームキャップ
また、冬のサイクリングでは、耳が寒さで痛くなることがあります。
そういう時はヘルメットの下に耳まで隠れるウォームキャップをかぶると暖かいです。
Morthanのウォームキャップは薄くて軽いのでヘルメットの下にかぶってもヘルメットが被れなくなることはありません。
ただし、頭のサイズにもよりますが、耳の隠れ方は耳全体は隠れず耳たぶが出てしまいます。これが気になる方もいらっしゃるようですのでその点はご注意を。


まとめ
今回は、私がアンバサダーをさせていただいている広島発のサイクルウェアブランド、「Morethan(モーゼン)」のウェアでこの秋から真冬にかけてのウェアを紹介させていただきました。
紹介した商品はほとんどのものが私が使用して満足度の高かったものです。
Morethanは、お手頃な価格で品質の高いウェアを提供しているコスパの高いサイクルウェアブランドです。
メインの販売はAmazonでのネット販売です。
Amazonのセール時期には、さらに価格が安くなることもありますので、この冬のサイクルウェアを検討されている方はこの記事もぜひ参考にしてみてください。
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