TTArtisan 25mm F2を購入しました。
AFはありません。
もちろん手ブレ補正もありません。
最近の高性能レンズと比べれば、
決して“便利なレンズ”ではないと思います。
でも、このレンズをG100Dにつけた瞬間、
「これはロードバイクに合いそうだ」と感じました。
小さい。
軽い。
そして、妙に“写真を撮っている感”がある。
実際にロードバイクに持ち出してみると、
想像以上に楽しいレンズでした。

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TTArtisan 25mm F2はどんなレンズ?
TTArtisan 25mm F2は、
マイクロフォーサーズ用のMF(マニュアルフォーカス)レンズです。
換算50mm相当。
AFはありません。
自分で絞りを決め、
自分でピントを合わせて撮影します。
最近のAFレンズとは違い、
“操作する感覚”がかなり強いレンズです。
しかも非常にコンパクト。
金属外装でメカ感があるのに、
ロードバイクにも気軽に持ち出せるサイズ感なのが気に入りました。

ロードバイクとの相性がかなり良かった
実際にライドへ持ち出してまず感じたのは、
「とにかく気軽」
ということでした。
MFレンズというと、
大きくて重いイメージがあります。
でもTTArtisan 25mm F2はかなりコンパクト。
G100Dとの組み合わせも非常にバランスが良く、
ロードバイクでも全く苦になりません。

しかもこのレンズ、
「メカメカしいのに小さい」
んですよね。
絞りリング、
距離指標、
金属感。
触っているだけでも楽しい。
でも重厚すぎないので、
ロードバイクの軽快さを邪魔しません。
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AFではなく、“じっくり撮る”レンズだった
今回使っていて一番印象的だったのはここでした。
AFレンズなら、
「お、いい景色」
と思った瞬間にサッと撮れます。
でもTTArtisanは違います。
- どこにピントを置くか
- 絞りをどうするか
- 前ボケを入れるか
- どこを見せるか
を考える時間が生まれます。

つまり、
“撮る前の時間”
が増える。
これが妙に楽しい。
撮影枚数は減った。でも“撮った感”は増えた
Fレンズのように量産はできません。
ピントを外すこともあります。
歩留まりも決して高くありません。
でも、その代わり、
「ちゃんと撮った」
感覚が残る。

JPEG撮って出しの写真です
例えばこの写真。
AFなら一瞬で撮れると思います。
でもTTArtisanだと、
- どこにピントを置くか
- 背景をどうボカすか
- F2でいくか
をちゃんと考える。
この時間が、
ロードバイクで景色を楽しむ感覚に少し似ていました。
標準画角がロードバイクと相性良い
換算50mmという画角も、
かなり使いやすく感じました。
広角すぎず、
望遠すぎない。
見た感じに近い感覚で撮れます。

JPEG撮って出しの写真です
景色を大げさに切り取るのではなく、
「その場の空気」
を残しやすい。
これはロードバイクとの相性がかなり良いと思います
MFだからこそ立ち止まる
今回使っていて感じたのは、
「止まる時間が増える」
ということでした。
ロードバイクって、
どうしても移動を急ぎがちです。
でもTTArtisanを付けると、
自然と立ち止まる。

JPEG撮って出しの写真です
木漏れ日を見たり、
影を見たり、
ボケを試したり。
AFレンズとは違うテンポで、
景色を見るようになりました。
“完璧じゃない描写”がむしろ楽しい
TTArtisan 25mm F2は、
最新高性能レンズのような描写ではありません。
- 周辺は少し甘い
- 逆光ではフレアが出る
- コントラストも落ちる
でも、それが妙に雰囲気になります。

性能レビューとして見れば、
欠点なのかもしれません。
でも実際にライド中に使ってみると、
「この感じ、嫌いじゃない」
と思える描写でした。
作例いろいろ
ここに乗せている写真は全てJPEG撮って出しの写真。
加工は一切加えてません。


ピント面はしっかりしているのに、
周辺は少し柔らかい。
この独特な雰囲気が、
TTArtisanらしい描写だと感じました。



風景を撮ると、
少しクラシカルな描写になります。
最新レンズのようなカリカリ感ではなく、
どこか柔らかい空気感があります。
このレンズが向いている人
TTArtisan 25mm F2は、
万人向けのレンズではありません。
AFはありませんし、
確実性も高くありません。
でも、
- 写真を楽しみたい
- ロードバイクで軽快に撮りたい
- “撮る時間”を楽しみたい
- 小さいレンズが好き
- MFを触ってみたい
そんな人にはかなり面白いレンズだと思います。
まとめ|ロードバイクとMFレンズは意外と相性が良い
TTArtisan 25mm F2は、
便利なレンズではありません。
AFもありません。
歩留まりも、
最新レンズには敵わないと思います。
でも、
絞りを決めて、
ピントを合わせて、
一枚ずつ撮る時間には、
今のAFレンズとは違う楽しさがありました。
ロードバイクが、
“移動そのものを楽しむ趣味”であるように、
TTArtisan 25mm F2も、
“撮る過程”を楽しめるレンズなのかもしれません。
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