ロードバイクでカメラを持ち運ぶようになると、次に悩むのが「レンズ選び」です。
でも、普通のカメラレビューは、
- 解像感
- ボケ量
- AF性能
- 描写性能
ばかり。
でも、実際のロードバイク用途では、
- 軽いか
- 小さいか
- 持ち運びやすいか
- 出し入れしやすいか
- ライド中に邪魔にならないか
の方がはるかに重要です。
私自身、実際にロードバイクでさまざまなレンズを持ち運びながら撮影しています。
その中で感じたのは、
👉️「良いレンズ」と「ロードバイクで使いやすいレンズ」は別物
ということでした。
この記事では、実際にロードバイクで使用して感じた、
- 本当に使いやすかったレンズ
- 本当に持ち運びやすいレンズは何か
- キットレンズはどうなのか
- それぞれのレンズの向き不向き
まで、ロードバイク目線で紹介します。
まず結論|ロードバイクでは“小ささ”が正義です
ロードバイクで使うレンズは、画質より先に「サイズと重量」を重視した方が失敗しません。
なぜなら、重いレンズは:
- 持ち出さなくなる
- バッグが大型化する
- ライドがストレスになる
- 前傾姿勢と干渉する
- 撮影回数が減る
からです。
特にロードバイクでは、一般的なカメラ用途よりも「コンパクトさ」の重要度がかなり高いです。
実際、私自身も最終的に使用頻度が高いのは、大型高性能レンズではなく、小型軽量レンズでした。
ロードバイクで使いやすいレンズの条件
私の場合、ロードバイクで持ち運ぶカメラもLumix G100Dというかなりコンパクトなミラーレス一眼を使っていますので、それに見合ったレンズでなければなりません。
そのためのレンズの条件があります。
軽い
長距離ライドやヒルクライムでは、数百グラムの差でもかなり変わります。
機材が重いほど、持ち出すハードルは確実に上がります。
小さい(出っ張らない)
長いレンズは:
- バッグの中で邪魔
- 出し入れしづらい
- 揺れやすい
- 前傾姿勢と干渉しやすい
という問題があります。
ロードバイク用途では、パンケーキレンズの相性が非常に良いです。
気軽に撮れる
ライド中の撮影チャンスは突然来ます。
そのため、
- サッと出せる
- 片手でも扱いやすい
- 気軽に構えられる
これはかなり重要です。
G100Dを買うなら、まずキットレンズはどうなの?
G100Dを新品購入する場合、12-32mmのキットレンズ付きか、それに望遠レンズを含めたダブルズームキットでの購入となります。
よすけ私は、12-32mmのキットレンズのみのモデルを購入しました。
この12-32mmのレンズ、ネット上では:
- 暗い
- ボケない
- キットレンズ
という理由で軽視されがちです。
ですが、ロードバイク用途では評価がかなり変わります。
12-32mmキットレンズは実はかなり優秀


このレンズの最大の強みは、
「異常に小さいこと」
です。
特にロードバイクでは、この小ささが本当に大きい。
良いところ
- とにかく軽い
- 非常にコンパクト
- 広角24mmスタート
- 景色撮影と相性が良い
- G100Dとのサイズ感が抜群
実際、ロードバイクでは、
“高性能”より“気軽に持ち出せる”
ことの方が重要だったりします。
その意味で、この12-32mmはかなり実用的です。
弱点
もちろん弱点もあります。
- F値が暗い
- ボケは弱い
- 「作品感」は出しづらい
です。
そのため、
- 気軽に撮る
- 景色を残す
- 旅行的に使う
にはかなり良いですが、
「写真そのものを楽しむ」なら単焦点レンズの方が楽しくなってきます。
まずはこのキットから始めるのがおすすめ
個人的には、まずはこの12-32mmキットから始めるのがおすすめです。
実際、ロードバイク用途ではこの小ささと軽さのメリットがかなり大きいです。
使っていく中で、
- もっと写真を楽しみたくなった
- もっとボケが欲しくなった
- もっと寄りたくなった
と感じたら、その時にレンズを追加していく方が失敗しにくいと思います。
写真を楽しみたいなら20mm F1.7


実際、私が最も使用頻度が高いのが、この20mm F1.7です。
35mm換算で40mm相当。
広角すぎず、狭すぎず、ロードバイク写真と非常に相性が良い画角です。
このレンズの良いところ
- 圧倒的に小さい
- 軽い
- 明るい
- ボケる
- 写真を撮るのが楽しい
特に、
「持ち出したくなる」
という意味でかなり優秀。
ロードバイク用途では、ここがかなり重要です。
向いている撮影
- ライド風景
- スナップ
- カフェ
- 自転車を入れた風景
- 日常写真
かなり万能です。
注意点
- AFは最新レンズほど速くない
- 望遠的な使い方はできない
という弱点はあります。
ただし、その“割り切り”が逆に快適です。
結局、一番持ち出しているレンズ
実際、結局いちばん使用頻度が高いのはこのレンズです。
小さいので持ち出すストレスが少なく、
「今日は軽く走りたい」
という日でも気軽に持って行けます。
ロードバイク用途では、
“持ち出したくなる”
これはかなり大事だと思っています。
1本で全部撮りたいなら14-140mm


撮影重視ライドなら便利。ただしサイズ感はかなり変わります。
「1本で全部撮りたい」なら、このレンズはかなり便利です。
広角から望遠まで対応できるので、
- 景色
- スナップ
- 圧縮効果
- 遠景
- 花
- 少し離れた被写体
まで撮れます。
特に便利なのが“寄れる”こと
ロードバイクでは、近づけない場面も多いです。
そんな時に望遠があると、撮れる写真の幅がかなり広がります。
デメリット
ただし:
- 20mm F1.7より大きい
- 重い
- 気軽さは減る
です。
そのため私は、
- 気軽ライド → 20mm F1.7
- 撮影重視ライド → 14-140mm
という使い分けをしています。
14-140mmではバッグ運用も変わる
ここはかなり重要です。
20mm F1.7ではコンパクトに運用できますが、14-140mmになるとバッグサイズも変わってきます。
実際、私は14-140mmを使う時は、より大型のスリングバッグ(WANDRD ローグスリング 3L)を使っています。


14-140mmでは、より大型のスリングバッグを使用しています。
スリングバッグをウェストバッグのように腰に装着してライド時に安定するようにしています。


14-140mmでも、実際にはかなり快適に取り出しできます。
ただし、20mm F1.7のような“気軽さ”とは方向性が違います。


実際の収納はこんな感じ。
14-140mmを装着した状態でも収納できますが、バッグサイズは明らかに変わります。
つまり、
「レンズ選び=バッグ選び」
でもあるんです。
撮影重視ライドならかなり便利
「今日は写真を撮りに行く」
という日は、このレンズの便利さはかなり大きいです。
特に、
- 遠景
- 圧縮構図
- 花
- 少し離れた被写体
などは、20mmでは難しい場面もあります。
その意味では、
「撮れる写真の幅を広げてくれるレンズ」
だと思います。
ダブルズームキットは必要?
これはかなり悩むポイントだと思います。
結論から言うと、
ロードバイク用途なら、個人的には「不要寄り」です。
理由
望遠ズームは便利です。
ですがロードバイクでは、
- 大きい
- 重い
- レンズ交換が面倒
- バッグが大型化する
という問題が出やすい。
とくにレンズ交換は外で行うのは気を使いますし、かなり面倒くさい。
つまり、
“撮れる範囲”は増えるけど
“持ち出す頻度”が下がる
可能性があります。
それであれば14-140mmの高倍率ズームを持ち運ぶほうがはるかに気軽に撮影できます。
まずは標準キットで十分
個人的には、
この流れがかなりおすすめです。
ロードバイク用途でのおすすめ比較
それぞれのレンズがどのような人に向いているか
| レンズ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 12-32mm f3.5-5.6 | 初心者・軽さ重視 | 実用性が高い |
| 20mm f1.7 | 写真を楽しみたい | 小型・高画質 |
| 14-140mm f3.5-5.6 | 1本で全部撮りたい | 汎用性最強 |
更に細かく比較すると
| 比較項目 | 12-32mm f3.5-5.6 | 20mm f1.7 | 14-140mm f3.5-5.6 |
|---|---|---|---|
| 携帯性 | ◎ | ◎◎ | ◯ |
| 軽さ | ◎ | ◎◎ | △ |
| ボケ | △ | ◎ | ◯ |
| 景色撮影 | ◎ | ◯ | ◎ |
| スナップ | ◯ | ◎◎ | ◯ |
| 気軽さ | ◎◎ | ◎◎ | △ |
| ロードバイク適性 | ◎◎ | ◎◎ | ◯ |
| おすすめ層 | 初心者〜中級者 | 写真好き | 撮影重視 |
ロードバイクでは“高級レンズ”より“持ち出せるレンズ”
ここはかなり重要です。
高価で重いレンズは、結局持ち出さなくなりやすいです。
ロードバイクでは:
- 汗
- 振動
- 落車リスク
- 天候変化
があります。
だからこそ、
“気軽に使える”
ことがかなり重要。
実際、私が最も使っているのも、小型軽量レンズです。
まとめ|ロードバイクでは“軽さ”が撮影枚数を増やす
ロードバイク用レンズ選びで重要なのは、
- 解像感
- スペック
- ボケ量
だけではありません。
本当に大切なのは、
「また持って行きたい」
と思えることです。
その意味で、ロードバイクでは:
- 小さい
- 軽い
- 気軽
- 出しやすい
レンズが、結果的に最も使いやすくなります。
もし迷ったら、まずは12-32mmのキットレンズから始めるのがおすすめです。
そして、
- もっと写真を楽しみたい → 20mm F1.7
- もっと幅広く撮りたい → 14-140mm
という形で広げていくと、かなり失敗しにくいと思います。
“撮るために持ち出す”ではなく、
“持って行ったから撮れた”



この感覚が、ロードバイク写真ではかなり大きいと思っています。
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