ロードバイクへのGoProマウント方法を強化しました!GoPro以外のカメラも載ります!

 

ロードバイクへのGoProのマウント方法については以前記事にしました。

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しかし、使っていくうちにすこし不具合というか、事故が起きてしまいました。

以前ご紹介したUlanzi Gopro 三脚マウントがポッキリ折れてしまったのです。

 

私の使い方が悪かったのだとは思います。

GoProのガタツキを無くすために、それぞれのマウントを取り付けるネジをかなりきつく締め付けていました。

それが仇となったのか、Ulanzi側のアダプターは樹脂でできているため締め付けに耐えきれず、走行中の振動でアダプターの爪がポッキリと根本から折れてしまったのです。

これが走行中に起こったので、GoProが地面に落下。

Maxレンズモジュラーのむき出しのレンズにキズが付いてしまい使い物にならなくなりました。

結局、新しいレンズを買い直すハメになりました(涙)。

 

そこでこの際、GoProをガッチリと固定して、びくともしないマウント方法はないものか、といろいろ試行錯誤してみました。

そして行き着いたマウント方法が今回ご紹介する方法です。

この方法は、ロードバイクにGoPro以外のカメラをマウントする応用力もありますので、Insta360や他のカメラをお持ちの方にも参考になると思います。

 

よすけ
私は、ご紹介する方法が現在考えられるロードバイクへのマウント方法で最強と思っています。

 

 

今までのマウント方法の問題点?

この写真をもう一度見ていただくと、ステムトップキャップマウントの上にアダプターを取付けることで、カメラの取付位置がかなり上になっているのがわかると思います。

上の位置にカメラがあればあるほど、振動で揺れる幅が大きくなります

カメラが振動のたびに大きくブルブルと震える可能性が高くなるということです。

GoProの場合は、HyperSmoothによる凄い手ブレ補正機能があるために、写真のアダプターを利用しても安定した画面が撮れていました。

しかし、実際にはGoProはロードバイクの走行中にしっかり振動しており、アダプターの弱いところに思わぬ負荷をかけていたようです。

後日、ロードバイクショップのスタッフの方に聞いたところ、トップキャップにマウントする場合、GoProの重さでトップキャップのネジも緩むそうです。

つまり、定期的にトップキャップのネジ自体も締め付け直しをするのが望ましいらしいんですね。

ということは、GoProをマウントしているアダプターにも相応の負荷がかかっていてもおかしくないということですね。

これが、樹脂製のマウントであったため、締め付けすぎも手伝って、マウントの根本にヒビが入り振動でポッキリ折れたということのようです。

 

もちろん、締め付けを適度な強度で行っていればこのような事故は防げたとは思いますが、経年劣化などを考えると、もっとしっかりした固定方法を考えておく方が良いかと思いました。

 

GoProの最強マウント方法

よすけ
では、私が行きついた現在のマウント方法をご紹介します!

ベースマウント

まずベースになるのは、前回のUlanziのアダプターのときと変わらず、レックマウントのステムトップキャップアダプター

アルミ製でしっかりとした剛性があります。

このベースマウントがしっかりしていないと、カメラが揺れてしまったり、振動でカメラが外れて落ちてしまうようなことになりかねません。

必ずしっかりとしたものを選びましょう。

取付ける際は、自転車のステムトップにアンカーボルトで取付けるので、指定トルクで締め付けるようにして、締め付けすぎないように注意してください

 

カメラを取り付けるアダプター

今回は、このアダプターがポイント。

前回のクイックリリースではなく、三脚ネジのついたカメラ用のアダプターを使います。

すこし大きめですが、その分しっかり取り付けておけば、ぐっと安定します。

こちらもアルミ製。

Ulanziのクイックリリースは樹脂製であったこともあり、今回は剛性の高いアルミ製にしました。

 

このアダプターのポイントは2つあります。

ネジが三脚のように独立して締め付けることができること

ネジが固定されているものだと、カメラの向きを調整できず、しっかりしめると正面を向いてくれない場合があります。

ネジが独立して回る仕様であれば、カメラの向きを自分で調整できます。

たとえば、

このような方式のアダプターの場合は、GoProをくるくると回してアダプターに取り付けますが、ガッチリ固定するとGoProが正面を向いてくれないことがあります。

それを調整しようと上の円盤部を回しても、実はがっちり固定できません。

振動でGoProが変な方向を向いてしまったりします。

しかし、今回ご紹介したアダプターであれば、GoProをアダプターに載せてネジ穴に合わせて、アダプターのダイヤルを回すだけで、GoProが正面を向き、しっかりと固定されます。

ここがとても重要なポイントです。

 

ネジ部にコルクがあること。

ネジで締め付けるとコルクが滑り止めになってしっかりと取付けることができます。

経験的に、ゴムやシリコンよりもしっかりと閉まり、ガッチリ固定されると思います。

ただし、コルク部分がかなりの存在感を出しているため、結構目立つかもしれません。

私のようにポタリングやロングライドで写真撮るよっていう人は、あまり気にならないと思いますがどうでしょうか。

(※後日、このコルクを目立たないゴムに変えることに成功しましたが、それはまた後日記事にする予定です。)

 

このアダプターをトップキャップアダプターに取り付けた写真がこちらです。

私は気にしませんが、コルクが気になる人は気になってしまうかもしれませんね〜。

 

GoProのアダプターの交換

でも、上の三脚アダプターだとGoProは付かないのでは?

そうですね、そのままではGoProはこのアダプターに付きません。

しかし、GoPro Hero8以降のGoProであれば、こちらのアダプターで解決します。

GoProのベースマウントをこちらに交換します。

2千円以下の値段で購入でき、付替えも簡単にできます。

 

このベースメントにすれば、GoProを直接アダプターや三脚に取付けることができます。

取付けるとこのようになります。

よすけ
真ん中に1/4の三脚ネジの穴ができて三脚に直接つけられるようになりました

GoProを取り付けた写真が上の写真。

ネジをしっかり締めるとびくともしません。

緩みもしませんでした。

コルクのおかげで、緩みもなくガッチリと固定されてレンズ部分の揺れも最小限に留めることができています。

 

 

前のUlanziのクイックリリースアダプターを付けていたときより若干視点が低くなりますが、実際に動画を撮って低すぎるということはありませんでした。

Maxレンズモジュラーのおかげで画角が広く十分臨場感あふれる画像になっていると思います。

 

このマウントの副次効果

三脚穴のアダプターにしたことによる副次効果もいろいろあります。

たとえば、三脚穴のある頑丈なハンドグリップをとりつけるという方法。

このハンドグリップの下に三脚穴があるので、そのまま自転車につけることができます。

ロードバイクにつけるとこんな感じになります。

GoProの視点を高くする方法として使えます。

樹脂製の延長アダプターなどと違って、かなりしっかりと取付けることができます。

しかもご覧の通りグリップが太くて頑丈なのでカメラが小刻みに揺れることもほとんどありません。

それに、ハンドグリップごと取り外せば、撮影グリップにもなるのでミニ三脚を別途用意する必要もなさそう。

ただし、このまま机などに奥には少し不安定なので、こんな三脚を下につけると安定しますね。

そうすればこんな風に卓上に置いて撮影もできますね。

 

また、この応用で、GoProの代わりにコンデジなどのカメラを取付けると、自転車を三脚代わりにして写真をとることも可能です。

ただし、普通のカメラは振動に弱く、走行中にコンデジなどのカメラを取付けて走るのはカメラの故障の原因になる可能性があるので、走行しながらの撮影はおすすめしません。

また、ベースのアダプターに直接付けると、ロードバイクのハンドルが写り込んでしまうので、三脚代わりに使うのであれば、このようにハンドグリップで視点を高くして撮影する必要もあります。

 

GoPro Hero7以前のものやOSMO Actionなどの足のないアクションカメラをお持ちの方の場合は、このように三脚穴がついているGoProアダプターを介して取り付けることになります。

このように、GoProの三脚穴のアダプターをつかう方法です。

こちらはアダプターの分の高さだけ視点が上になります。

この場合のアダプターも、アルミ製の頑丈なものをおすすめします。

 

このマウント方法で唯一注意しなければならない点

今回取り付けたコルクのアダプター。

写真を見るとわかるように、三脚と同じように、ネジがアダプター内に組み込まれ、アダプターのダイヤルを回すことで締め付ける方式になっています。

このアダプターで唯一気になる点はここです。

締め付けるダイヤルとネジがアダプターから独立しているため、GoProなどのカメラを取り付けずにロードバイクを走らせると、振動でこのネジがカタカタと音を立ててしまします。

気にするなとは言えません。

ロードバイクを走らせている方は、バイクの異常音にはとても神経質な方が多い。

このカタカタという音は耳障りだし、異常音を検知するのに甚だ邪魔です。

そこで、私はこんな形で音がしないような対策をとっています。

方法はとても簡単。

中華アクションカムなどをお持ちの方は、先程お見せしたこんな1/4ネジのアダプターがあると思います。

 

この円盤の部分を取り外します。

 

これを、このようにアダプターに付けるのです。

こうしてこの円盤をネジに取り付けて締め付ければ、カメラを取り付けた時と同様にカタカタ音はしなくなります。

もちろん、このように1/4ネジをねじ込めるものであれば、何でも代用できます。

カメラのミニ三脚などでも円盤部だけを取り外すことができるものであれば同じようにできます。

もちろんAmazonなどで売っている上記のような1/4ネジのアダプターを購入して円盤部だけ使うのもありです。

 

もう一点、このアダプターをおすすめする理由は、つくりがしっかりしていること。

他にも1/4ネジでダイヤルで締め付ける方式のアダプターはあります。

たとえば

このようなもの。

一見良さそうなのですが、私が試したところ、ダイヤルとマウントの間のパーツの接合部分がすぐにガタついてしまいカタカタ音がするようになります。

これではいくら締め付けても土台がぐらつくし、カタカタ音も鳴りやみません。

こういう形式のアダプターもありますが、固定する面積が小さく、がっちり固定するには力不足です。

私の経験上では、ご紹介したアダプターの安定性、剛性が一番でした。

 

 

 

まとめ

今回は、走行動画などを撮影する際に、余分な振動を抑えてがっちりとGoProを固定するマウント方法についてご紹介しました。

私個人は、いままでのロードバイクのカメラマウント方法としては最強ではないかと思っております。

このマウントの取り付けは、

  1. ねじ込みの三脚マウントのアダプターでガッチリ固定できる。
  2. アルミ製で剛性は抜群。
  3. 汎用性の高い1/4ネジなので、GoPro以外のマウントにも応用がきく。

というメリットがあります。

このマウントの唯一?のデメリットは、見た目、コルクが目立つのでスマートに見えないと思う人もいる、というところでしょうか。

ネジが独立しているため、カメラを付けないと走行中にネジがカタカタ音を立てるという点については解決策がありますので、デメリットにはならないかなと思います。

 

GoProやいろいろなカメラをマウントして走行動画を撮りたい、撮っているという方には、このマウント方法は安定性や応用性という点でかなりおすすめできます。

GoProのマウント方法にお悩みの方は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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