ロードバイクでカメラを持ち運んでいると、こんなことを言われることがあります。
「写真を撮るならミニベロの方がいいんじゃない?」
たしかに、その通りです。
実は私も電動アシスト付きの折りたたみ自転車を持っています。
羽田空港へ写真を撮りに行ったり、近所をのんびり走ったりするときは、今でもよく乗ります。
スタンドもありますし、荷物も積みやすい。
前傾姿勢でもありません。
写真を撮るだけなら、正直かなり快適です。
だから私はミニベロの良さも知っています。
それでも休日になると、なぜかロードバイクを選んでしまいます。
なぜでしょうか。

写真を撮るならミニベロは本当に便利
ミニベロの魅力は気軽さです。
スタンドがあるので、躊躇無く好きな場所で止まれます。
ロードバイクのように壁や立てかけるところを探す必要もありません。
前傾姿勢を取らずにすむので、カメラを持ち運ぶのに
普通のショルダーバッグであってもあまり気を使わなくて済みます。
景色を楽しみながら、ゆっくり走るのにも向いています。
実際、私自身も「今日は写真を撮ることが目的」という日はミニベロを選ぶことがあります。


それでもロードバイクに乗りたくなる
ここまで書くと、
「じゃあロードバイクじゃなくてもいいのでは?」
と思うかもしれません。
その考えは間違っていません。
写真を撮るだけなら、ミニベロのようにもっと便利な自転車があります。
それでも私はロードバイクを選んでしまいます。
便利だからではありません。
乗りたいから
です。

ロードバイクは走ること自体が楽しい
ロードバイクは不便です。
荷物は積めません。
スタンドもありません。
カメラの持ち運びにも工夫が必要です。
それでもペダルを踏み込んだ瞬間の軽さ。
スピードに乗って流れていく景色。
坂を登り切ったときの達成感。
ロードバイクには、走ることそのものの楽しさがあります。
ミニベロに乗っているときは、目的地へ向かう感覚が強いのですが、
ロードバイクでは走っている時間そのものが楽しくなります。
私にとって写真は、その楽しさの途中にあるものです。

ロードバイクだから出会える景色がある
ロードバイクは行動範囲を広げてくれます。
近所の公園だけではありません。
多摩湖へ。
奥多摩へ。
小金井公園へ。
少し早起きすれば、江の島あたりまで
もっと遠くへ行くこともできます。
車では通り過ぎてしまう。
歩きでは遠すぎる。
そんな場所へ気軽に行けるのがロードバイクです。
そして、その途中には思いがけない景色があります。
私が撮っている写真の多くは、最初から撮影地として決めていた場所ではありません。
走っている途中で出会った景色です。
ロードバイクに乗っていなければ、出会えなかった写真もたくさんあります。


ロードバイクは風景の一部になる
もう一つ、ロードバイクには大きな魅力があります。
それはロードバイク自体が被写体になることです。
景色だけでも美しい。
でもそこにロードバイクを置くと、その場所まで走ってきた時間や距離まで写り込みます。
風景写真ではなく、ライドの記録になるのです。


写真を撮りに行くのではなく、走った先で写真を撮る
ミニベロの日は、
「今日はあの場所で写真を撮ろう」
そんな目的で出かけることが多いです。
でもロードバイクの日は少し違います。
「今日はどこまで走ろう」
そんな気持ちで走り始めます。
すると途中で、
季節の花が咲いていたり、
木漏れ日が綺麗だったり、
湖畔の光が輝いていたりする。
その瞬間にロードバイクを止めて写真を撮ります。
最初から写真を撮りに行ったわけではありません。
走っていたから出会えた景色です。
私は写真を撮るためにロードバイクに乗っているのではありません。
ロードバイクに乗るのが楽しいから、その途中で写真を撮っています。
だから私にとってロードバイクと写真は切り離せません。

まとめ
写真を撮るだけなら、ミニベロの方が便利です。
実際に私も今でも楽しんでいます。
でもロードバイクには、便利さだけでは説明できない魅力があります。
走ること自体が楽しい。
ロードバイクだから出会える景色がある。
そして、走った先で出会った風景を写真として残せる。
だから私は今日もカメラを持ってロードバイクに乗っています。
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