皆様、サイクルジャージは何を着ていますか?
有名海外ブランド?
私は、WiggleでDHBのサイジャを購入することが多かったのですが、Wiggleが海外通販を止めてしまったので、もう手に入りません(涙)
そんな時に、RSSCSPORTSという香港の会社からお声がけをいただきました。
高いパフォーマンスで手頃な価格でサイクリングアクセサリー、ギア、アパレルを提供している会社とのことですが、会社名を聞いてもピンとこない・・・。
いろいろやり取りをしていると、北米や欧州を中心市場で、日本でのプレゼンスは低いとのこと。
日本でのプレゼンスを高める意味で、サイクルウェアのサンプルを送るから、実際に着てみてレビューしてくれとの依頼でした。
今回は、このRSSCSPORTSのサイクルウェアを実際に着てみてのレビューです。
もちろん、商品の提供を受けたからといってべた褒めするつもりも、根拠もなくやたらにおすすめするつもりもありません。
忖度なく、いいところ、イマイチなところをしっかりとレビューしていきたいと思いますので、最後までお読みくださいね。
2024年6月27日までの限定クーポンです。
・デザインが個性的で面白いサイクルウェアを探している人
・人と重ならないデザインのサイクルウェアを探している人
・気分によってサイクルウェアを気軽に変えて楽しみたいと思っている人
RSSCSPORTSってどんな会社なの?
まずは、サイクルウェアをご提供いただいたRSSCSPORTSという会社についてお話します。
RSSCSPORTSに問い合わせたところ、教えていただいた会社の概要は以下のとおりです。
オフィスの所在地・設立年 | 香港、2022年設立 |
工場の所在地 | 中国本土 |
スタッフの数 | 約30名<デザイナー、営業、ブランドマーケッター、品質管理、アフターセールスなどの担当>(工場の人員は除く) ※日本人スタッフや日本語が流暢なスタッフはいないそうです。 |
主な販売市場 | 北米・ヨーロッパ、(日本でのプレゼンスは限定的) |
販売方法 | Webによるオンライン通販のみ(中国本土より発送) |
日本での取り扱い | オンライン通販での販売なので日本の小売店等とのパートナーシップは今のところない。 |
また、RSSCSPORTSのWebページに、会社のコンセプト(設立主旨?)が記載されていますので転載しておきます。
英語を翻訳したものですので、日本語としてすこし不自然な部分もありますが、そこはご容赦ください。
私たちの目的:
RSSCsports は、さまざまな個性を持つ情熱的なサイクリング愛好家のグループによって設立されました。
私たちサイクリストは、主流ブランドが提供する低品質と高価格に不満を感じていました。
そこで私たちは問題を自分たちの手で解決することに決めました。
私たちの目の前にあるゴールラインは、優れたパフォーマンスのサイクリング アクセサリー、ギア、アパレルを、手頃な価格で他のサイクリストに提供しています。
私たちは、主要分野で中間業者を置き去りにし、プレミアムな製品をメーカーから直接出荷することで、競合から抜け出すことに成功しました。
高価な小売りリンクを排除することで、私たち自身が毎日使いたいと思う製品を、私たちが考えているのと同じくらい競争力のある価格で販売することができます。
可能な限り最高のショッピング体験を提供するには、チームの真の努力が必要です。当社のチームは、優れた顧客サービスと比類のない顧客エクスペリエンスを提供するという点で、最高のパフォーマンスを発揮できるように構築されています。
Rsscsports は熱心なサイクリストによってサイクリストのために運営されており、長年の小売経験があるため、品質に関して絶対的に最高のものだけを保証するために、毎日使用する製品を自分たちで厳選しています。
私たちの目標は、私たちが故郷と呼ぶ岩に住むすべての個性に合わせた新しいジャージのデザインをリリースすることです。ジャージのデザインに加えて、私たちはサイクリング体験を思い出に残るものにするために、品質に妥協することなく業界の最新のガジェットを常に探しています。
当社の製品を改善し、最高のものを提供するために、エンド ユーザーのサポートに役立つベータ テスト プロモーションが随時提供されます。
最終的には、私たちのパフォーマンスを判断していただきたいので、私たちのコレクションを閲覧して、今すぐサイクリング キットを注文してください。
<※RSSCSPORTSのWebより転載>
設立してまだ3年目という会社で、かなりやる気に満ちた若い会社であることが文章からは伺えます。
RSSCSPORTSのサイクルウェアの特徴
では、RSSCSPORTSの取り扱っているサイクルウェアを見ていくことにしましょう。
特徴は3つです。
2)価格が手頃
3)サイズ感は欧米サイズ
以下でそれぞれの特徴について見ていきましょう。
デザインが豊富
はっきり言って、最初デザインのラインナップを見た時は、
「うわっ、派手だなぁ〜」
という印象を受けました。
でも日本にはなかなかない面白いデザインがたくさんあります!
人と違ったサイジャを着たい
ちょっと目立ちたい
見るからに楽しいサイジャが着たい
という方にはぴったりだな、と思いました。
ラインナップ全体は、RSSCSPORTSのWebページから見ることができますが、少しだけピックアップして見ていきいましょう。
いかがですか?
これはほんの一部。
ウェアのラインナップは、
男性用は624デザイン、女性用は206デザイン、キッズ用は18デザインあります。
(2024年5月現在の数)
上のような派手めのデザインだけではなく、少し大人しめのデザインもありますよ。
私はどちらかと言うと、こちらの方が好み・・・。
とにかく、RSSCSPORTSのWebページのラインナップを見ているだけでも楽しいです。
6/27まで限定の15%OFF限定クーポンコード
charicame15
販売は、デザインを合わせたジャージとビブショーツのセット販売、ジャージのみあるいはショーツのみの販売、長袖のジャージのみでの販売というパターンです。
ただし、長袖はデザインによってはラインナップにない場合もあるようです。
また、デザインによっては、カラーバリエーションがいくつかあるものもあります。
サイズはほとんどの場合、Sから5XLまでのようですが、XSも、デザインによってはあるようです。
サイズ感は後ほど実際に試着してみての感想をお話しますが、おおむねUSサイズと思っていればよいかと思います。
つまり、日本のMがこのRSSCSPORTSのウェアではSサイズにあたる、といった感じです。
また、値段が同じであれば、ウェアの縫製やつくりは同じです。
デザイン(色や絵柄)が違うだけで、形や縫製は同じというシンプルなラインナップです。
価格が手頃
海外通販ですので、オリジナルの価格設定はドルで設定されているようです。
ただし、Webページの設定で、円貨での価格表示も可能です。
円貨は為替レートによって変動するので、表示される値段は、あくまで目安として考えてください。
それにしても、です。
価格帯は、円貨でジャージやビブショーツ単体だと4〜5千円、デザインでのセット販売でも1万円を切る価格です。
もちろん価格だけでは良いのか悪いのかを決めることはできませんので、実際に試着してみての感想を後ほど。
価格はどれもほとんど一緒なので、自分の好みのデザインで決められるというのもいいですね。
さらに、複数購入すると値引きがある点も魅力ですね。
2点購入で5%、3点購入で10%、4点購入で15%オフになります。
1セットの価格が手頃ですから、余裕があれば、複数購入も不可能ではありません。
割引セールなども時々開催しているようですので、興味のある方はWebをブックマークしておくと良いかもしれません。
サイズ感は欧米サイズ
サイズはS〜5XLというのがほとんどですが、これは欧米サイズと思ってよいと思います。
身長170cm、体重65kgくらいの私の場合、日本のメーカーの服のサイズはMかLですが、RSSCSPORTSのウェアはSでちょうどくらいです。
RSSCSPORTSのホームページよりサイズ表の例を転載しておきます。
サイズ表は各商品のページにある「サイズガイド」をクリックすると見ることができます。
このサイズ表から自分のサイズを見つけてみてください。
なお、この表の下部に「2つのサイズで迷った場合は、1つ上のサイズをお選びください」とありますが、私の場合はSでも少しゆとりがあるかなと感じるくらいでしたので、私の体型には小さめのほうが合うかなと思いました。
販売しているのはジャージとパンツだけではない
今回は、サイクルウェア(ジャージとパンツ)のご紹介ですが、RSSCSPORTSのWebページには、他のアパレルやアクセサリーなども販売しています。
とくに面白いのは、ジャージのデザインにあわせたアームカバーとレッグカバー。
購入したジャージのデザインに合わせても良いですし、あえて別のデザインを着てみても面白いかも。
それ以外にも、
サイクリンググローブ
サイクリングシューズ
サイクリングソックス
アイウェア
なども取り扱っています。
ソックスとアイウェアについては、価格はお手頃だと言えますが、アクセサリーによっては日本国内と同程度の販売価格帯のものもありますね。
注文(決済)と配送について
注文した代金の支払いはPaypalでの支払いになります。
Paypalの支払いの仕方についてはこちら(PaypalのWebページ)をご参考にしてみてください。
ペイパルの使い方はこちらから。決済方法でペイパルを選択して、メールアドレスとパスワードでアカウントにログインするだけで支…
Webで注文を受ける海外通販ですので、注文してから手元に届くまでの期間は、日本国内の通販に比べると長くなります。
さらに、Webページにも書いてありますが、RSSCSPORTSの大半のウェアは、受注生産なので、注文を受けてから商品を発送するまでに3〜5日かかります。
発送してから、輸出手続きに入る通常の海外通販のルートに乗りますので、注文してから手元に届くまでの期間は、少なくとも2週間から3週間は見ておく必要があります。
RSSCSPORTSのウェアを実際に試着してみた!
今回、レビューに際して、3着ほどウェアを送っていただきました。
デザインは私が選ぶことができたので、あまり派手なデザインが好きではないこともあり、少々大人しめのデザインを選んでしまいました(笑)
ここからの内容は、あくまで私個人の正直な感想ですので、その点はご承知おきくださいね。
送ってもらった3つのウェアを紹介
送ってもらったウェアのWebの写真と私が実際に着たときの写真です。
1つ目がRSSCSPORTSのロゴ入りのウェア。
2つ目はBikeの文字を自転車にデザインしたウェア。
3つ目は「リタイヤメントプラン」と書かれたウェア。
リタイアメントしたらロードバイク三昧、なんていう洒落で選んでみました(笑)
私の体型(スタイル)が悪いのはともかくとして(笑)、どうでしょうか?
レーシーなフィット感はありませんが、サイクリングを楽しむゆるポタなら良さげではないでしょうか。
最初に着てみた着心地や見た目は良いと思いました。
ウェアの品質について
では、ウェアを長く着続けるための品質面はどうでしょうか。
長期使用による耐久性は、長く使ってみないとわからないので何とも言えませんが、2回ほどライドで着用しての感触と気になった部分をお話します。
結論としては、ライドしていて縫製やつくりに不安な部分は概ねありませんでした。
生地については、ジャージは100%ポリエステル。ビブショーツは80%ポリエステル+20%スパンデックスとオーソドックスなつくりです。
プリントの質も良く、発色もいい感じです。
すぐに剥げるとか色が薄くなりそうなものではないです。
着心地も良く、脇がメッシュ構造になっており、通気性も問題ないと思います。
ビブショーツのパッドは、日本人には少し大きめかなという気はしますが、気になるほどではないです。
パッド自体の品質は、ERASTIC INTERFACEのシャモアを採用しており、柔らかく、弾力性があります。
ただし、気になる部分は2点ほどありました。
縫製やつくりについては、RSSCSPORTSのものと海外有名ブランドのサイクルウェアと比較してみました。
ジャージよりもビブショーツの方が違いがわかりやすいのでビブショーツで比較しています。
RSSCSPORTSのビブショーツはこちら。
表はこんな感じ。
裏の縫製はこんな感じです。
裏地にしっかりとステッチで縫い合わせてあり、生地を伸ばしてもしっかりと縫製されていて糸が切れてしまうような不安感はありません。
次に、比較対象とした某海外有名ブランドの縫製はこんな感じ。
表は見た目はあまりわかりません。
裏のステッチをみると、RSSCSPORTSのビブショーツより細かくなっているのがわかります。
こう見ると、海外有名ブランドとの差は裏のステッチのきめの細かさの違いですが、それは値段にも反映されるので、同じような処理を求めるのは酷でしょう。
RSSCSPORTSのビブショーツも目は少々粗いですが、しっかりとした縫製をしており、特に縫製に不安があるということはありませんでした。
耐久性を高めるための裏のステッチもちゃんと施してあるのである程度の耐久性を期待することはできそうです。
パッドを留める縫製はどちらもしっかりしている印象でした。
ただし、販売価格を抑えているため、RSSCSPORTSの方の縫製はステッチの目の粗さはやはりあるのかなと思います。
縫製で気になったのは裾の内側のつなぎ目のところ。
着用していて違和感があるわけではないのですが、ステッチがクロスしているところがボッコリしています。
ステッチもすこし乱れているようにも見えます。
ただ、ほつれなどはなかったので、価格相応といえばそうとも言えるでしょう。
5千円台で購入できるビブショーツなのだから、この辺りの処理の仕方は値段相応と言えるのかもしれませんが、見た目が悪いのでここは何とかしてほしいところです。
もう一点。
それは裾のずり上がり防止のための滑り止め(グリッパー)の違い。
有名海外ブランドの場合は、ドット状のグリップになっていますが、RSSCSPORTSの滑り止めはシリコンゴムのテープ。
写真の上のショーツがRSSCSPORTSのテープで、下が海外有名ブランドの滑り止め。
この形の幅の狭いシリコンテープは、肌の弱い人は、場合によってはかぶれることもあるそうなので、気になる人はいるかもしれません。
結論:RSSCSPORTSのサイクルウェアは買いなのか?
結論から申し上げると、
普段使いでゆったりとサイクリングを楽しむ、いわゆるゆるポタエンジョイ派にはありかなと思います。
理由は、
1)デザインが豊富で、いろいろなウェアを着替えて楽しむことができる。
2)価格がお手頃なので、複数購入できるし、割引もある。
という点。
ただし、縫製に大きな問題はないものの、ステッチや処理に気になるところもありますが、価格を考えれば許容範囲かと思います。
それゆえ、長期使用についての耐久性については実際に長く着用してみないとわからない部分もあるので、その点については、今の時点では結論は出せません。
実際に着用してサイクリングを楽しんでみた限りにおいては、ゆるポタで着用するには着心地はとても良いですし、生地やつくりについて不満や不安があるところはほとんどありませんでした。
ただし、滑り止めのシリコンテープについては、肌の弱い方やかぶれる方は、この点だけは要注意です。
ゆったりの仲間とゆるポタサイクリングを楽しむとき、人とは違ったちょっとおもしろいジャージを着てみるとか、お手頃価格で仲間通し同じジャージで揃えてライドしてみるなどにはうってつけのウェアだと言えるでしょう。
あなたのサイクリングライフをより楽しくしてくれるウェアであることは確かです。
まずはWebページを見て、どんなデザインがあるのか、いろいろと見て楽しんで、これはと思ったデザインがあったら購入してみても良いと思います。
なお、2024年6月27日までの期間限定で、RSSCのWebサイトからの購入に使える15%OFFクーポンが使えますので、購入する方はクーポンコードの入力もお忘れなく!
6/27まで期間限定の15%OFF限定クーポンコード
charicame15
Youtubeでもレビューを公開しています。
こちらも参考にしてみてください。