こんにちは。
よすけです。
ロードバイクに乗っている方、これから乗ろうと思っている方、意外とサングラスを選ぶのに迷ったりしませんか?
Oakley(オークリー)、Smith(スミス)や100%(100パーセント)などの有名ブランドの人気サングラスが欲しいけどいかんせん、値段が高いですよね。
- ロードバイク用の良いサングラスが欲しい
- 人気サングラスが欲しいけど高いから我慢している
という方に向けて、コスパのよいサングラスの見つけ方と注意点についてお話していきますので、最後までよんでみてください。
安くても条件さえ満たしていれば、ロードバイク用サングラスとしては十分機能します。
ロードバイク用サングラスはなぜ高いのか?
先程挙げた、Oakley(オークリー)、Smith(スミス)や100%(100パーセント)などの有名ブランドの人気サングラスは、国内で購入すると、3万円、4万円するものもあります。
なぜこんなに高いのでしょうか。
機能性
機能面では、UVカット機能は必須です。
有名ブランドのロードバイク用サングラスは、紫外線99.9%カット、UV400などになっています。
ただし、この機能については、サイクリング用のサングラスであれば、安いものでもUVカット機能のものは存在します。
また偏光機能や調光機能を持ったサングラスも存在します。
偏光度についても有名ブランドと安いサングラスでそれほど大きな差はないようです。
したがって、機能面から言えば、値段の差が明確に出るとは言いにくいようです。
耐久性
有名ブランドのサングラスは、目に見えない部分(パーツ)にまでしっかりしたものを使用しています。
芯材や塗装なども長期間利用することを前提に厳選して作られています。
つまり、細かい部分にまでこだわって各パーツがしっかりと組み立てられており、精度も高く、長く使えるようにしっかりした耐久性を持っています。
たとえば、Oakley(オークリー)のサングラスは、「O-matter(オーマター)」という特許を取得した特殊素材でできていて、グニグニねじっても折れない程の強度をもっています。
一方、安いサングラスは、フレームなどのつくり、精度は有名ブランドに比べると劣るものが多いです。
各部品のかみ合わせが悪かったり、強度がそれほど高くなく、使っているうちに部品が取れたり折れたりする可能性も高くなります。
もちろん、それなりにしっかりした作りをしているものもたくさんあり、1年や2年使う分には全く問題ないものもたくさんありますが、製造コストを抑えるために、材質や細かい部分についての精度などはコストとの見合いで妥協しており、有名ブランド品よりも劣ると考えておいた方が良いでしょう。
レンズ
サングラスの命(?)とも言えるレンズの差はどうでしょうか?
有名ブランド品は、レンズの材質がポリカーボネイトなどの割れにくいものを使用することはもちろんのこと、独自の技術を開発して作られており、簡単に傷がつかないこと、できるだけ軽く薄くつくられていること、レンズの歪による見え難さを抑えるように工夫されていること、透過率の精度がしっかりしていることなどが挙げられます。
それぞれのブランドで、コントラストや色調などを使用シーンごとに研究し、交換レンズなども充実している点は有名ブランドの強みでしょう。
しかし、安いサングラスでもポリカーボネイトを使用しているレンズはありますし、透過率もしっかりしており、傷がつきにくくなっているものや軽量で薄いレンズを使用しているものもたくさんあります。
偏光レンズ、ミラーレンズ、クリアレンズ、調光レンズなどの交換レンズが付属しているものもあります。
違いは、そのこだわり具合。
当然、メーカー独自で研究開発したものではないですし、コーティングなどに独自の工夫をしているものもほとんどありません。
しかし、普通にライドで使う分には、よっぽどの粗悪品でない限り、見え方などは実感としては殆ど変わりません。
ブランドという付加価値
有名ブランドのサングラスは、デザインのこだわり、有名選手や有名人を使った宣伝などのマーケティングにもお金を惜しまず投入し、ブランド力を高めていきます。
このコストは当然、いわゆるブランドという付加価値として販売価格にも含まれてきます。
もちろん、そのブランド力を守るためのアフターサポートや品質保証と行った付加価値も含まれていますので、単にコストの上乗せということではありません。
ただし、アフターサポートなどのサービスは、海外ブランドの場合は輸入元の体制次第なので、たとえば返品や交換に支障をきたしたり、サービスの提供そのものが国内ではなかったりすることもあります。
値段が高いなりの理由はあった
こうして、機能面、耐久面、レンズなどの視点で見ていくと、有名ブランドのロードバイク用サングラスが高いのは、
- サングラスを構成するパーツ、材質に妥協を許さない。
- 使用シーン別にコントラストや色調を替えたレンズを独自に研究開発し、多彩なレンズをラインナップする。
- ブランド力を強化するために、宣伝広告、アフターサポートなどにも力を入れている。
といった部分のコストが反映されているからと言えるでしょう。
有名ブランドのサングラスは、この3つの部分で優位性があり、その分価格は高くなるというわけです。
安いロードバイク用サングラスは使えないのか?
では、安いロードバイク用サングラスは使えないのでしょうか?
そもそもロードバイク用のサングラスは、単なるファッションでかけているわけではありませんよね。
サイクリストの皆様には釈迦に説法かもしれませんが、ロードバイクでサングラスをつけるのはちゃんとした理由(必要性)があるからです。
ロードバイク用サングラスかけるのはその必要性があるからです。
ロードバイク用サングラスの役割
ロードバイク用サングラスの役割は、ライド中に目を下記のような危険から守るためです。
- 風による渇き
- 砂や細かいほこり
- 突然飛んでくる石や枝などの異物
- 転んだときに物が刺さる可能性
- 紫外線
- 目の疲れ
サングラスは、このような目に対する危険要素から目を守るために必要なのです。
であれば、この危険要素から目を守ることができればサングラスは何でも良いということも言えるわけです。
この観点で見たとき、安いロードバイク用サングラスは使えるのでしょうか?
結論から言えば、十分使えます。
ただし、ブランドによる安心感(保証やアフターサポート)がない(十分ではない)点、耐久性はやや劣る点を許容できるなら、フレームのつくり、耐久性やレンズの質などについてチェックした上で、十分使える商品はあります。
安いロードバイク用サングラスを買うときの注意点
まず、安いサングラスなら何でも良いわけではありません。
街乗りなどでしか使わないのでファッション製の強いサングラスが欲しいといった場合は別として、スポーツ用のサングラスを選ぶようにしましょう。
選ぶときには、
- レンズの素材は、クリアで丈夫なプラスチックの一種である「ポリカーボネイト」製、またはそれに匹敵する素材であること。
- 自分の使用シーンに合わせて、偏光レンズ、調光レンズ、ミラーレンズ、クリアレンズなどが選べること。
- 紫外線カット機能があること。
- 視界が前傾姿勢でも確保でき、ノーズパッドやテンプルなどが調節可能なフレームであること。
- 通販の場合は口コミ、評価、レビューなどで粗悪品でないことを確認すること。
という点に注意して選ぶのが良いでしょう。
とくに①は重要で、小石や虫などがサングラスにぶつかっても、落車しても割れないことは自分の目を守る上で絶対条件です。
もちろん、自分の顔にフィットするかどうかのフィッティングについては、有名ブランドであれ安いサングラスであれ、大切です。
ただ、安いサングラスは、万が一自分の顔に合わなかったとしても、お財布の痛み具合は比較的軽いので、買い直しをするときも気持ち的には楽です。
耐久性は有名ブランドのものよりはないと割り切って、安い分頻繁に買い換えるものだと割り切って使えばよいのではないでしょうか。
有名ブランドのサングラスは一度買うとずっと長く使う前提で購入しますが、安いロードバイク用サングラスは長くても1年や2年で買い換えるつもりで購入すればよいのです。あるいは、複数のサングラスを購入してその時の気分で選んで使うみたいなちょっとした贅沢も気軽にすることができるのがメリットです。
また、海外のブランドではなく国内メーカーのスポーツサングラスを購入するのも選択のひとつです。
国内メーカーなので品質やアフターサポートもきちっとしています。
ただし、その分お値段も高くなりますので、「安い」と言える範疇かどうかは、商品によっては微妙ですが・・・。
海外ブランドのサングラスの国内販売価格よりはリーズナブルな値段のものが多いのは確かです。
海外ブランドに負けない品質とサポートで比較的安くロードバイク用のサングラスを手に入れる手段としてはありですし満足度も高いと思います。
コスパの良いロードバイク用サングラス5選
私が実際に使った(使っている)ものを中心に、コスパの良いサングラスを5つ選んでみました。
超安い!コスパ最高のサングラス2選
私が、スポーツ自転車に乗り始めて一番最初に購入したサングラス。
ポリカーボネート素材を使用した耐久性にすぐれた軽量のレンズを採用しています。
また、偏光レンズを含んだ専用レンズ5枚セットでかつフレームも2本入っており、使用シーンなどに合わせってレンズを変更することができます。
つくりは、値段が値段ですのでそれなり。ノーズパッドはかなり柔軟に調整可能です。
耐久性もそこそことは思いますが、デザインも悪くなく、今もときどき通勤などで利用しています。
コスパは非常に良いサングラスです。
初めて買った調光レンズのサングラス。
レンズが大きく、ロードバイクで前傾姿勢をとっても上下の視界が確保されています。
UV400で紫外線をカット。
日差しの強いときの色はそれほど濃くなりませんが、曇りの日や夕方から夜にかけての使い勝手はとても良いです。
ただ、使っていて私にはちょっとサイズが合っていなかったので、知り合いに譲ってしまいました。
その方は今でも使ってくれているようです。
ちなみに、この手の値段のサングラスでは、有名ブランドの商品そっくりのものも多く、ぱっと見では本物に見えるものもあります。
そういうものを、偽物として割り切って購入するのもありといえばありですが、使ってるうちに本物が欲しくなってしまうという恐れもあります(笑)。
国内メーカーのサングラス2選
こちらは、国内メーカーのサングラス。
耐久性や作りはしっかりしている分、お値段は少し高くなりますが、国内メーカーなのでアフターサポートなどは安心。
そういう意味ではコスパはとても良いと思います。
ここでは1万円以下の商品をご紹介。
OGK KABUTOといえばヘルメットのイメージですが、アイウェアも作っています。
ポリカーボネイトの撥水レンズが2枚(撥水スペクトルモーブミラー+撥水ライトピンク)付いてこの値段はかなりコスパは良いと思います。
当然ですが日本人の顔に合わせてつくられているので掛け心地はとても良いです。
私は、現在も通勤に使っています。(私が使っているのは調光レンズ版ですが・・・)
SWANS(山本光学)は、どちらかと言うとスキーや陸上のイメージがつよいですが、このガルウィングはトライアスロンなどでも人気を博したモデルです。
軽くてズレないので、サイクリングにもぴったりです。
私は登山やスキーで使っていましたが、とにかく軽いつけ心地で、フィット感も抜群でした。
これで1万円切った値段はかなりコスパが良いと思います。
登山中に外して頭につけていたときに落としてしまい今は手元にありませんが、持っていればサイクリングにも使ったと思います。
サイクリング用ではないサングラス1選
こちらも山本光学の製品。
SNOWFIELDというブランドで、スキー・スノーボード用の偏光サングラスとして発売されているものです。
湾曲した大きめのフレームにミラーレンズの組み合わせ。
レンズはこの一種類しかないので、夜の走行などはちょっとむずかしいです。
フレームもロードバイク用サングラスよりも少し大きめ。
何やら昔のスキーブームを思わせるスタイルなのですが、サイクリングにも十分使えます。
自転車用ヘルメットにこのサングラスの組み合わせって、結構カッコいい。
サイクリストYoutuberのWATARUさん(WATARU CH)がこのサングラスを愛用しています。
私もつられて購入してしまいました(笑)。
どうしても有名ブランド(海外)のサングラスが欲しい方へ
安いサングラスでも、ロードバイクでライドするのに使えるサングラスがあるのはわかった。
でも、それでもブランドも含めて、しっかりしたサングラスが欲しいと思う方も多い、いや自分にお金があればそういうサングラスを絶対買う、という方もいらっしゃるのではないかと思います。
WiggleやProBikeKitなどの海外通販を利用して、今回のおすすめ5選よりはお高くなりますが、有名ブランドのサングラスを国内の販売価格から比べれば、かなり安く入手することは可能です。
例えば、Oakley(オークリー)のJawbreaker (ジョーブレーカー)Prizmロード。
国内で購入すると、どんなに安くても2万円近くはします。通常価格では3万円以上します。
これをProBikeKitで購入すると15,034円で購入可能。
ProBikeKit:OAKLEY (オークリー) JAWBREAKER PRIZM ロード・サングラス – POLISHED WHITE
15,034円(12,459円OFF)
他にもOakley(オークリー)をはじめ有名ブランドのサングラスを見ると、かなりお安くなっているものがたくさんあります。
ただし、値段は為替レートによって変動しますし、在庫や仕入れ状況によって値段は大きく変動しますので、かなずしも国内の販売価格よりも安くなるという保証があるわけではありません。
海外通販サイトの値段と国内の販売価格を必ず比較してみることも必要です。
また、海外通販は、WiggleやProBikeKitの場合は、注文から手元に商品が届くまで、だいたいたい2週間位見ておく必要があります。
すぐに手に入れたいというせっかちな方には向きません(笑)。
WiggleやProBikeKitのサングラスの値段については、下記のリンクからチェックしてみてください。
まとめ
ロードバイク用のサングラスを買うとなると、どうしてもOakley(オークリー)、Smith(スミス)や100%(100パーセント)などの有名ブランドの人気サングラスが欲しくなるけど、なかなか簡単に手を出せる価格ではない。
といって、闇雲に安いサングラスを買うのも怖い。
安いサングラスを買うとしたら、やはりロードバイク用のサングラスとしての役割はしっかり果たしてもらうためのポイントを抑えて購入する必要があります。
ポイントを抑えて購入したサングラスは、ライドで普通に使うには何ら支障はないですし、しっかり役割も果たしてくれます。
ただし、作りや耐久性の問題については譲歩して、長くても1〜2年で買い換えるつもりで購入すればよいのです。
一つのものをずっと長く使うのもありですが、いろいろとサングラスを換えて楽しむ楽しみ方もありじゃないでしょうか。
それでもどうしても、海外の有名ブランドのサングラスが欲しいのであれば、海外通販で安く購入するてもあります。
いずれにせよ、カッコいいロードバイク用のサングラスを手に入れて、サイクルライフを楽しみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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