ロードバイクで持ち運びできるカメラ〜自分にあった一眼カメラの選び方〜

こんにちは。

よすけです。

 

ロードバイクでライドしたときの素晴らしい景色、仲間とワイワイ楽しんだ様子など写真に残しておきたいシーンってたくさんありますよね。

そんなとき、スマホのカメラで残すことがほとんどではないでしょうか。

最近のスマホのカメラは、ちょっとしたコンデジ並の写真が撮影できるので、ライドのスナップや景色はこれで十分といえると思います。

でも、SNSやブログなどで他の人が撮った写真を見て、

「どうやったらこんな素敵な写真が撮れるんだろう?」

と思うような写真に出会い、それが一眼カメラで撮影されたものだと知って、そういうカメラが欲しくなる人も多いと思います。

 

よすけ
とは言え、どんなカメラを買えばいいのだろう?
よすけ
私に合ったカメラはどんなカメラだろう?

一眼カメラがほしいけど、どんなカメラを買えばいいのかよくわからない、そんな方に向けて、一眼カメラに絞って記事を書いてみました。

私がおすすめする一眼カメラについても5つほどご紹介いたします。

 

サイクリングでなぜ一眼カメラが欲しくなるのか

ロードバイクでライドするとき、荷物はできるだけ軽く、少なくするのが普通ですよね。

スマホ以外にカメラを持ち運ぶとなると荷物が増えるし、重さも結構ある。

一眼はレンズ交換式なのでもう一本くらいレンズを持っていきたくなる。

しかも精密機器だから丁寧に扱わなければならないので持ち運びに神経も使う。

そう考えると、一眼カメラなんて持っていかないほうがいいんじゃないか、と思えてきますよね。

よすけ
なぜそんな思いしてまで一眼カメラを持っていきたくなるんでしょう?

それは、写真の写りが違うからです。

綺麗で印象的な写真をある意味簡単に撮ることができるからです。

写りが違うと言っても漠然としていますね。

ちょっと細かく見ていきましょう。

その1)画質が違う

これは、ハード面の違い。具体的には画像センサーサイズ(CMOS/CCD)の違いです。

よく画質の違いで「画素数」が多いほうが高画質と言われることがあります。

間違ってはいないのですが、高画素=高画質とは必ずしも言えないのです。

画素は狭いところにたくさん詰め込むと、1画素の大きさが小さくなっていきます。

画素が小さくなると1画素が受ける光の量が減ってしまい、感度を上げて大きな画素と同じレベルまで増幅する仕組みになっているため余計なノイズまで増幅されて、結果的に画質が下がるということがあるのです。

下の図は、カメラやスマホに使われる画像センサーサイズの大きさの比較図です。図の大きさは実際の大きさではないですのでご注意を。

ミラーレス一眼や一眼レフで使われるセンサーは、フルサイズからマイクロフォーサーズまで大きさ。

スマホでは、1.7型や2.3型がよく使われると思います。

カメラ機能に力を入れているスマホでも1.7型くらいのセンサー。

高級コンデジでよく使われる1型センサーと比べても1/3程度の大きさしかありません

つまり、スマホはデジカメのセンサーサイズに比べて小さいにも関わらず画素数が多すぎるため画質が低下してしまうことになります。それをソフトウェアでカバーしているのですが、不自然な画質の写真も多くなってしまいます。

その2)画角と画質のバランス

スマホの場合、画面を指でピンチしてズーム操作もできますので、ある意味画角は自由に選べるようになっていますね。

これは、デジタルズームといって、写った画像の一部を切り取って補完拡大する方法で画像を大きくしているものです。

デジタルズームはレンズ自体はそのまま動かさないため、実際に写る大きさは変わりません。

画像センサーに写った画像の一部をデジタル的に拡大することで被写体の大きさを変えているわけです。

一部を補完拡大することで、あたかも望遠で撮影したかのように見せているので、デジタルズームを使うと拡大した画像が荒くなることがあります。線がカクカクしていたり輪郭がぼやけたりします。

そのため、カメラ機能に力を入れている最近のスマホは、望遠、広角、超広角レンズなど複数のレンズを搭載してデジタルズームの欠点をカバーしてかなり幅広い画角をカバーしようとしているものも増えてきていますね。

よすけ
カメラ機能に力を入れるとスマホは大型化せざるを得ないようですが…

一方、一眼カメラは交換式のレンズを使います。

ズームも光学ズームでの撮影になります。

光学ズームはレンズを動かすことによって、焦点距離を変化させ、光学的に拡大して写しています。

ズームはレンズのズームリングを回して焦点距離を長くして、被写体を大きく拡大するため 画質が劣化するようなことはありません

レンズの性能差はありますが、仕組み上、どの画角で撮っても画質はまったく同じ写真を撮ることができます。

レンズ交換さえすれば、どの画角でも同じ画質で撮れるわけです。

そして、高性能なズームレンズや単焦点(画角が変えられない)レンズを使えば、被写体をアップで撮って背景を大きくぼかしたり、超広角レンズでくっきりとした風景を撮ってみたりと、自分の意図にあわせて写真を撮りまくることができます。

よすけ
もちろん、レンズを別途購入する必要があるので、お財布と性能とのバランスという問題はでてきますが…。
一眼カメラにデジタルズーム機能が付いているカメラもあります。この機能を切っておかないと一眼カメラでも画質が低下することがありますのでご注意を。

その3)独特の所有感

写真を撮影するとき、一眼カメラで撮影する場合は、レンズに手を添えてファインダーを覗き、おもむろにシャッターを切る。

スマホの用に液晶画面を見ながら手を伸ばして撮るスタイルとは一線を画す撮影スタイル。

これに憧れる(?)方もいらっしゃるかもしれませんね。

そしてカメラを持つ歓び。

カメラって、手にしたときの何ともいえない所有感があるのがいいと思いませんか。

カメラのデザインもさることながら、シャッタースピード、露出などをダイヤルやボタンを使って自分流の撮影スタイルを作り上げて自分だけの道具にしていく楽しみ

それによって撮影意欲がどんどん高まっていく高揚感も重要かも。

これはスマホにはない魅力だと思います。

よすけ
何かロードバイクに似てませんか?

ロードバイクとカメラの購入はよく似ている!?

一眼カメラや一眼レンズもそれなりの性能や画質を求めていくとキリがありません。

ですから、自分がどんな写真撮影を求めているのかを考えて購入する必要があります。

こう考えるとカメラ購入もロードバイクの購入にとってもよく似ている、いや、同じだと思えてきました。

ロードバイクで持ち運ぶカメラを選ぶときのポイント

カメラを選ぶポイントは本当にロードバイクを選ぶときと同じです!

ロードバイクで持ち運ぶ一眼カメラを選ぶポイントは、

  • 自分の考えている、理想とする撮影スタイルを考える
  • 自分が妥協できない性能、機能を明確にする
  • とりあえずエントリーモデル、は絶対に後悔する
  • 永く使えるように、レンズ互換性や周辺機器の充実度、価格帯などもできるだけ考慮する

もうロードバイク買うときと一緒だと思いませんか?

とくに自分はどんな写真が撮りたいのか、という点を明確にすると、スマホで十分だったり、一眼でも一眼レフじゃないとだめだったりという部分が決まってきます。

スマホの写真で満足できないと感じた場合、スマホの写真のどこが気に入らないのか、どうなってほしいのかを明確にすることで、自分が求めているカメラやレンズの性能だったり機能だったりが決まってきます。

写真だけでなく動画もボケ感のある動画を撮りたいのだ、となると動画機能(画質・画角・手ブレ)などにもこだわりを保つ必要がありますし、夜間の撮影が主体となるような方であれば、低照度での画質の劣化ができるだけ起きない高感度のカメラを求めることになったりします。

また、将来を見据えて、レンズ、三脚、フィルター、動画ならマイク、スタビライザーなどの機器を買い揃えていきたいというなら、やはりキャノン、ニコン、ソニー、富士フィルムなどの有名メーカーであれば互換性のあるレンズや機器のラインナップが豊富ですのでその点も考慮していくと良いでしょう。

できるだけ値段を抑えて、自分の求める機能を搭載した高性能のカメラを求めるにはこのようなポイントをしっかりと考えておくと後で後悔しないと思います。

よすけ
カメラもロードバイクも、本格的なものは気軽に購入できる値段ではありませんからね〜。

こだわりタイプ別カメラの選び方

上のポイントを踏まえて、いくつかのタイプで購入すべきカメラを考えてみましょう。

■スマホで十分派

  • ライドはできるだけ荷物を減らす。カメラもしかり。
  • 写真は、どこに行ったか、だれと行ったか、風景がそれなりに撮れていれば十分。
  • 画質は気にしない。SNSでアップできる程度であればそれで十分。
  • 写真の加工もしない。してもスマホの編集機能で十分。

こういう方は一眼カメラを購入しても、すぐに持っていかなくなります。

■コンデジで十分派

  • カメラは小さければ小さいほど良い。多少の画質の犠牲は我慢する。
  • スマホの画質では不満足。とくにズームを多用する。
  • 画質はそこそこ良いものがほしい。とくに夕方や夜間に美しい写真が撮りたい。
  • 背景ボケよりも景色や遠景、スナップを重視。
  • 写真を撮るという高揚感、満足感を感じたい。

気軽に持ち運びできて高画質という意味で、1インチセンサー以上の高級コンデジがいいと思います。

■一眼派

  • 多少重くても、画質がいい写真を撮りたい。
  • あらゆる場面でしっかりとした写真が撮れる性能がほしい(夜間、逆光などでも妥協したくない)
  • 背景ボケを生かした立体感のある写真が撮りたい。
  • 花などのアップも美しく撮りたい。
  • 動くもの(スポーツシーンや鳥、飛行機など)を大きくくっきりと停まったように撮りたい。
  • 写真を撮っているという満足感、充実感を味わいたい。
  • カメラを持つ所有感を満足させたい。
  • たまに撮った写真を加工して、印象的な写真にしてみたい。

こういう方は迷わず一眼カメラを購入してください。

■こだわり一眼派

  • ファインダーの見え方にこだわる。レンズを通した生の画像でフレーミングしたい。
  • カメラ本体の機能は細部にまで調整が可能なものが良い。
  • 条件が満たされれば、重い機材を持ち運ぶことに抵抗はない。
  • 撮った写真をフォトコンテストに出して入賞したい。
  • 将来は写真作品で収入を得たい。

ライドで写真を撮ろうとするローディの中にはあまりいないとは思いますが、こういうタイプの方は高級一眼レフ、あるいはフルサイズの高級ミラーレス一眼をおすすめします。

ロードバイクで持ち運ぶおすすめの一眼カメラ5選

今回の記事は、ロードバイクで一眼カメラを持ち運ぶことを考えている方向けの記事ですので、一眼カメラに絞って私が使っていた(いる)カメラを中心におすすめのカメラをご紹介したいと思います。

Olympus OMD E-M10 MarkⅢ ダブルレンズキット

【参考価格】Amazon:中古で49,000円(程度:非常に良い)

 

オリンパスのミラーレスカメラは、センサーサイズがマイクロフォーサーズという一眼カメラでは一番小さいセンサーですが、画質は十分綺麗です。

そしてレンズもコンパクトなのに安くて良いレンズが揃っています。Panasonicのマイクロフォーサーズのレンズも使えるところも強みです。

どなたにもおすすめできる普段遣いで使いまくれる一眼カメラです。

OMD E-M10は、そのうちでエントリーモデルに位置されるものです。

【良いところ】

  • 価格は5万円程度で、コンパクトなボディ。
  • エントリーモデルとはいえ、OMDシリースは性能に妥協はありません。十分満足できるはず。
  • キットレンズの14-42mmf3.5-5.6EZのズームレンズはパンケーキレンズですがそこそこの写りで持ち運びが楽。
  • このカメラには5軸手ブレ補正が搭載されており、シャッタースピード4段分の補正。

【イマイチなところ】

  • 防塵防滴ではない。バッグやポシェットでの持ち運びをおすすめします。
  • 新品はほとんどなく中古での入手(ただし新品同様品は探せば見つかります)

オリンパスのカメラは手ブレ補正がとても優秀。

動画撮影でも手ブレのない映像撮影が可能です。

私は動画撮影の時はこのカメラを使うことも最近は多いです。

このモデルには最新のOlympus OMD E-M10 MarkⅣが発売されており、MarkⅣは10万円近くします。

それでもミラーレス一眼としては10万円以下で手に入るので、十分安く、コスパも良いとは思いますが…。

性能差からみて、倍の値段ではMarkⅢのコストパフォーマンスが抜群に良いので、私はMarkⅣをあえて購入しませんでした。

でも、どうしても新品がほしいという方はこちら。

 

Olympus OMD E-M10 MarkⅣ ダブルレンズキット

【参考価格】カメラのキタムラ:97,020円(新品)

 

【MarkⅢよりも良くなった機能】

  • OMD E-M10の最新モデル。
  • 手ブレ補正が4.5段分と0.5段分増えた。
  • 液晶画面が下に180度倒れて自撮り対応になった。
  • C-AF の AF精度、追従性能が向上、顔認識や瞳優先AFが進化した。
  • 連射性能がアップ。
  • アートフィルター、SCNモードがそれぞれ1種類づつ増えた。
  • 本体内での充電が可能になった。(MarkⅢまでは付属の充電器が必要)

機能面では着実に向上はしていますが、実際に触れてみて、例えば手ブレ補正などは、私の感覚ではありますがほとんど実感としては差がありませんでした。

ミラーレスを初めて購入する、新品がほしいという方はMarkⅣを購入しても後悔はしないと思います。

 

FUJIFILM X-S10

【参考価格】カメラのキタムラ:148,500円(納期3ヶ月)

 

富士フィルムのカメラは、センサーサイズはAPS-Cとなります。

そして、イメージセンサー(CMOS)や画像処理エンジンは上位のハイエンド機と全く変わりません

つまり、出てくる写真や動画の画質はハイエンド機で撮ったものと全く変わらないのです。

レンズはXCという廉価版とXFという本格版の2つのシリーズがありますが、オリンパスに比べるとレンズは高めになりますが、写りはとても良いレンズが多いです。

富士フィルムのカメラの特徴は、発色の良さです。

私はこれで、今まで使っていたカメラをほとんど富士フィルムに変えてしまいました。

フィルムメーカーだけあって色に対するこだわりは強く、どのカメラにも「フィルムシミュレーション」という機能がついており、自分好みの色合いや雰囲気で写真を取ることができます。

X-S10は、Xシリーズのカメラの中ではミドルクラスに位置すると思いますが、上位機種のようなダイヤル式の設定が少なく、初めてミラーレスカメラを購入する方にもとっつきやすいカメラです。

【良いところ】

  • 465gの小型軽量ボディに新開発の手ブレ補正機能(5軸6段)と高速・高精度AF機能を搭載。高い機動力を発揮できる。
  • メカニカルシャッター設定時では、8コマ/秒の高速連写が可能。電子シャッター設定時では、30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写を実現。
  • 軽量で高剛性のマグネシウム製グリップを搭載し、高いホールド性を実現。
  • モニターを自在なアングルに調整できる「バリアングル構造」を採用。「自分撮り」時に映像を確認できるため、意図通りの撮影を簡単に行えます。
  • 多彩な色調を表現するフィルムシミュレーションにより卓越した画質を実現。
  • 6K相当の豊富なデータ量から4K映像を生成することで、ノイズの少ない高精細な映像を実現。

【イマイチなところ】

  • 防塵防滴ではない。
  • 富士フィルムの上位機種のカメラ操作に慣れている人は少々違和感を感じる操作になる。

X-S10は、XC15-45mmのみのレンズキットもあります。

【参考価格】カメラのキタムラ:128,700円(納期3ヶ月)

ロードバイクで持ち歩くことを前提とするなら、望遠レンズのないこちらのモデルの方が良いかもしれません。

私も、ロードバイクで持ち運ぶ時は、XC15-45mmのズームレンズと単焦点レンズ1本という組み合わせで持ち運びます。

ボディ内手ブレ補正(5軸6段)があるので、手持ち動画撮影も可能です。

ただし、オリンパスの手ブレ補正に比べると、動きながらの動画撮影では少しカクカクした映像になるときがあります。

FUJIFILM X-S10についてはこちらの記事も参考にしてください。

関連記事

こんにちは。 よすけです。 今回は、ロードバイクで持ち運ぶカメラのお話です。 カメラのお話は、何回かこのブログで書いていますが、ここでは私が使っているミラーレス一眼とレンズのお話をしたいと思います。 [sitecar[…]

 

FUJIFILM X-E4

【参考価格】Amazon:107,500円

 

X-E4は、「Xシリーズ」第四世代のイメージセンサー・画像処理エンジンを搭載したミラーレスデジタルカメラとして最小・最軽量のカメラです。

発売日が2021年2月で、富士フィルムのカメラの中では最新のモデルになります。

【良いところ】

  • 重量364gで軽量・コンパクト
  • 背面液晶モニターをフルフラットに格納できる。
  • ボディ天面には高強度なマグネシウム合金を採用し、高い剛性を発揮。
  • 最短約0.02秒の高速AFが可能。
  • 高精度な動体追従AF機能を搭載。
  • 優れた「顔・瞳検出AF」により、動いている被写体の顔・瞳にピントを合わせることができる。
  • 暗闇に近い-7.0 EVの低照度環境下でもAFが可能。
  • 富士フィルム独自の「フィルムシミュレーション」全18種類のモードを搭載。
  • チルト式背面液晶モニターを採用。モニターを180度上方向に反転させて「自分撮り」を簡単に行うことができる。

【イマイチなところ】

  • 防塵防滴ではない。
  • ボディ内手ブレ補正がない。

私は、XF27mmf2.8というパンケーキレンズを付けて持ち運びます。

富士フィルムは単焦点レンズにしかパンケーキレンズがないので、ズームで持ち運ぶ場合はXC15-45mmf3.5-5.6になってしまいます。

結果的に持ち運ぶ時は、少々かさばってしまいます。

この点は、オリンパスOMD E-M10の方がズームのパンケーキレンズがあるので、持ち運びがしやすくなります。

とは言え、富士フィルムの高画質と色味の魅力は捨てがたく、X-E4のコンパクトさは持ち運びにはストレスがありません。

ただし、ボディ内手ブレ補正がないので、動画撮影や暗所撮影は、手持ちではかなり難しいと思います。

動画を撮るなら、ミニ三脚などに取り付けて撮影するスタイルがよろしいと思います。

X-E4は、どちらかというと写真(静止画)の撮影が主体の方向けのカメラだと思います。

X-E4についてはこちらの記事も参考にしてください。

関連記事

こんにちは。 よすけです。   私がロードバイクで持ち運ぶカメラとして、以前のブログでFUJIFILMのミラーレス一眼、X-S10をご紹介しました。 もちろんX-S10は今後も使い続けるつもりですが、新たに[…]

関連記事

こんにちは。 よすけです。   前回、FUJIFILMのX-E4をロードバイクで持ち運ぶカメラに加えたお話をいたしました。 今回は、X-E4にぴったりなパンケーキレンズ、XF27mm f2.8についてお話し[…]

 

SONY α7Ⅲ

【参考価格】Amazon:226,000円

 

最後は、フルサイズミラーレスカメラのおすすめです。

どうしても、画質にこだわりたい、作品として写真を撮りたい、などかなりこだわりのある方にはこのカメラをおすすめします。

【良いところ】

  • 新開発フルサイズ裏面照射型イメージセンサーと新世代の画像処理エンジンによる高画質性能。
  • 4Dフォーカスに対応し、さらに広範囲・高密度・高速・高精度・高追従を実現するAF性能。
  • フルサイズで瞬間を逃さない、AF/AE追従 最高約10コマ/秒の高速連写
  • 高解像4K動画と表現の幅を拡げる多彩な動画機能。
  • 充電一回あたり、ミラーレスカメラとして710枚の静止画撮影が可能
  • 堅牢性と軽量化を実現するマグネシウム合金ボディと防塵・防滴に配慮したボディ設計、高剛性マウント構造
  • 大容量ファイルの高速転送を実現するSuperSpeed USB(USB 3.1 Gen 1)対応 USB Type-CTM 端子を搭載。

【イマイチなところ】

  • ボディサイズは一眼レフよりは小さいが、大きくて重いといえるサイズ。
  • レンズも大きくて重いもの(しかも価格も高い)がほとんど。
  • ロードバイクでの持ち運びは結構大変かも。

SONYのフルサイズカメラには、α7cというコンパクトなフルサイズカメラがあります。

またα6600というAPS-Cセンサーのカメラもあります。

なぜそちらではないのかというと、ボディとレンズのバランスです。

SONYのフルサイズ用のレンズは、大きくて重いレンズが多いんです。

この大きさになると、しっかりと支えてファインダーを覗いて撮るというスタイルになります。

そういうスタイルで撮るには、α7Ⅲの方が撮影しやすいです。

ファインダーが光軸上の真ん中にあり、レンズをしっかりと支えて自然な姿勢で撮ることができます。

また、値段もα7cとほとんど変わらないくらい、α7Ⅲの値段はこなれてきています。

とは言え、20万円を超える値段ですし、レンズを揃えるとなるとかなりの出費を覚悟しなければなりません。

レンズも高額なレンズが多いです。

またボディが大きいのと、防塵防滴であることから、カメラを裸のままストラップで斜めがけにして持ち運ぶ方が持ち運びやすいかもしれません。

落車や何かにぶつけるリスクに対して無防備になるので、私はあまりおすすめしてはいません。

バッグに入れるとなるとそれなりの大きさのバッグが必要になります。

ロードバイクで持ち運ぶには、それなりの覚悟(?)が必要なカメラではあります。

私は現在は、SONYの一眼カメラはすでに保有していませんが、カメラとしての性能は申し分ないと思います。

 

カメラと一緒に揃えておきたいもの

カメラバッグ

やはり、カメラはバッグに入れて持ち運ぶのが安全です。

カメラの持ち運び用のバッグについてはこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

こんにちは! よすけです。 前回ライドに持っていくカメラについてお話ししましたが、今回は、そのカメラをどのようにして持ち運ぶかについてです。 いろいろな運び方が考えられますが、私が実際にどうやって持ち運んでいるかを含めてご紹介[…]

三脚

ロードバイクでの持ち運びで使うのであればミニ三脚になると思います。

三脚は自分を撮るとき、夜景を撮るとき、動画を撮るときなど、画面を安定させてしっかりした写真や映像を撮るためには持っておくべきものだと思います。

私は三脚を持っていかずに後悔した経験が結構あります。

たとえミニ三脚でもあると本当に便利ですよ。

おすすめはこの2つ。

【参考価格】Amazon:2,773円

 

【参考価格】Amazon:2,880円

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カメラは、ロードバイクで持ち運ぶということを前提にして、私が使ってみて気に入ったものを5つほどおすすめしました。

ですので、私の好みの問題や私個人の思い入れも入っていますので、カメラを購入される際のご参考のひとつとしてみていただければよろしいのかなと思います。

カメラもロードバイクもこだわると切りがない「沼」にハマるという点でもよく似ています。

自分の撮影スタイル、ニーズをよく理解した上でカメラを選んで、徹底的に使い倒してくださいね。

 

この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

これからも「ちゃりカメラ」をよろしくお願いいたします。

 

最新情報をチェックしよう!