ロードバイクで持ち運ぶカメラにFUJIFILM X-E4を加えました!(X-E4前編)

こんにちは。

よすけです。

 

私がロードバイクで持ち運ぶカメラとして、以前のブログでFUJIFILMのミラーレス一眼、X-S10をご紹介しました。

もちろんX-S10は今後も使い続けるつもりですが、新たにFUJIFILMのミラーレス一眼X-E4を手に入れてしまいましたので、2回に分けてご紹介したいと思います。

今回の前編は、X-E4のご紹介と、X-S10に比べて機能や使い勝手どうなのか、持ち運びはどうなのかについてお話します。

後編は、持ち運びの実践とともに、X-E4にピッタリのパンケーキレンズXF27mm f2.8の写りはどうなのか、みていく予定です。

 

よすけ
では、以下で、X-E4について詳しくみていきたいと思います

FUJIFILM X-E4の概要〜X-S10と比較してみた

※レンズは、XF27mm f2.8 シルバー(旧型)です。また、サードパーティ製のサムレストを装着した状態です。

X-E4の発売日は、2021年の2月。

メーカーの富士フイルムさんの予想を上回る売れ行きで、2021年9月の現在でも在庫がなく、およそ3ヶ月待ちが続いている大人気のカメラです。

なのに、どうして私が手に入れられたか?

全くの偶然で、サイトで在庫があるお店(Amazonに出品)を見つけてしまったのです。

見つけた時は、前から欲しかったカメラ(しかもシルバーの方)でしたので、即ポチしてしまいました。

超ラッキーだったと思います。翌々日には無事に私の手元に届きました!

欲しい物がある時は、こまめにサイトをチェックしておくことの大切さを改めて感じました。

さて、X-E4がなぜそんなに人気のあるカメラなのかについては後ほど語るとして、まずはX-E4の主なスペックを、X-S10と比較しながらみていくことにしましょう。

X-E4 X-S10
発売日 2021年2月 2020年11月
有効画素数 2,610万画素 2,610万画素
センサー X-Trance CMOS Ⅳ
裏面照射型
X-Trance CMOS Ⅳ
裏面照射型
プロセッサー X-Processor 4 X-Processor 4
感度 ISO160〜12800 ISO160〜12800
AFセンサー測距点 425点 425点
モニター 3インチ
162万ドット
チルト式
3インチ
104万ドット
バリアングル式
連写機能 約30コマ/秒(電子シャッター)
約8コマ/秒(メカニカル)
約30コマ/秒(電子シャッター)
約8コマ/秒(メカニカル)
手ブレ補正 なし 5軸6段
大きさ(幅×高さ×奥行) 121.3×72.9×32.7mm 126×85.1×65.4mm
重さ 315g 415g

ご覧になってわかるとおり、カメラとしての基本機能は、X-S10とほぼ変わりません。

X-S10と違うところは青字にしてありますが、それ以外のものも含めて、

  • カメラボディ内の手ブレ補正がないこと
  • モニターがチルト式であること
  • フラッシュが内蔵されていないこと
  • ボタンやダイヤルが減っており、かなりシンプルなデザインになっていること
  • それにより、大きさと重さがコンパクトで軽いこと

というところがX-E4の特徴ということもできます。

つまり、X-T4やX-S10と同等のカメラの基本性能を持ちながら、シンプルに徹したデザインで、圧倒的に小型で軽くなったカメラというのがX-E4なのです。

※X-S10(右)に装着しているレンズは、Xf23mm f2 R WR。サードパーティ製のアイカップも装着しています。

上の写真だとレンズが邪魔をして比較が難しいかもしれませんが、X-E4にはペンタ部と大きなグリップがないため、写真のようなパンケーキレンズを装着するとめちゃくちゃコンパクトになります。

上から見ると、幅もX-E4の方が小さいのですが、見た目ではそれほどの差がないように見えます。X-S10もカメラとしてはかなり小さい方ですからね。

しかしX-E4にはグリップ部分がないため、めちゃめちゃスッキリして見えます。

手に持った感じはこんな具合です。

とても軽快に持ち運べそうですよね。

もう、これだけでロードバイクで持ち運びたくなるカメラだと思いませんか?

 

X-E4の魅力は?〜ミニマルカメラという発想

先程も申し上げましたが、このX-E4は在庫がなくなるほどの大人気になっています。

なぜそれほど人気があるのでしょうか?

よく考えると不思議ですよね。

  • カメラの筺体にグリップがなくなって、持ちにくくなっている
  • 機能ボタンも省略されて少なくなり、操作性も落ちている
  • さらに手ブレ補正も無いし、フラッシュも付いていない

X-S10と比べて、実用性は確実に落ちているはずなのに、どうしてこのカメラ、人気があるのでしょう?

 

実はこれこそが、X-E4の魅力なのです。

手ブレ補正の搭載もやめ、カメラとしての操作性は必要最小限に削ぎ落とし、その代わりに最小で最軽量、シンプルで洗練されたデザインのカメラに仕立てた。

それがX-E4というわけです。

シンプルゆえに気軽に持ち出そうという気にさせるカメラですし、洗練されたミニマルデザインは所有感を満たしてくれます。

プログラムモードにしておけば、小さいゆえにかばんやポケットからさっと取り出して、パシャリと撮るということがとてもスムーズにできます。

何しろ、写真を撮っていて楽しいと思わせてくれるカメラです。

ここら辺がロードバイクで持ち出したくなる魅力でもあります。

ただ、サイジャのバックポケットに入れるにはちょっと大きいかもしれませんが…。(無理やり入れれば入るか…笑)

 

そう考えると、このカメラ、はじめて買う初心者向けのカメラではないと感じます。

どちらかというと、カメラ撮影にある程度慣れたカメラ好きに向いたカメラだと思います。

メインカメラを別に持っていて、出かける時に気軽に持ち出してスナップを撮るのにこのカメラを使う、といった使い方が一番ぴったり来るような気がします。

 

ロードバイクでのX-E4の持ち運び方(Off tocoバッグ)

ロードバイクに乗る楽しみとロードバイクの旅を写真に撮る楽しみを同時に実現したいと思っている私にとって、X-E4はまさにど真ん中にはまったカメラです。

ですのでこのカメラはぜひとも欲しかったカメラです。

そしてコンパクトな筺体にコンパクトなパンケーキレンズ、XF27mm f2.8との組み合わせで、ほとんど完璧ではないかと感じています。

もちろん、もっと本格的に撮影に力を入れたい、または動画撮影もしたいとなれば、X-S10とズーム+単焦点レンズの組み合わせでライドすると思います。

それほど本格的ではないけど、きれいな景色をきれいにちゃんと撮って写真を残しておきたい、という場合は、ほとんどX-E4で間に合うでしょう。

これにXC15-45mmの軽量なズームレンズを持っていければ、完璧ではないでしょうか。

 

では、どのように持ち運ぶか?

サイジャのポケットは、無理やり入れれば入るかもしれませんが、X-E4は防塵防滴ではないので汗で濡れることを考えれば現実的ではありません。

以前、ブログでカメラバッグの記事を書いていますが、私が前から持っていて以前の記事ではご紹介していないバッグがあり、これがぴったりでした。

これは、高級コンデジを入れるためにかなり前に購入していたものなんですが、高級コンデジにはバッグが少し大きすぎて今は使わなくなっていたものでした。

それが、X-E4にXF27mm f2.8のレンズを付けた状態だとこのバッグにピッタリと収まることがわかりました。

しかも、小さなレンズであればあと1本同時に持ち運べる余裕があります。

中はこのように2ルームに分けることができるようになっています。下(写真奥)に小さなレンズや予備バッテリーなどを入れることができます。

 

下側のルームにXC15-45mmのズームレンズが余裕で入ります。傷つくのが心配なら、小さなレンズケースに入れても入りそうです。

 

仕切りを挟んで、XF27mmのパンケーキレンズを付けたX-E4を入れます。

 

ご覧の通り、蓋は余裕で閉まります。バッグの中は仕切りも含めてしっかりとしたクッション素材になっていて、普通のボディバッグに入れるより安心です。

 

さらに、バッグの背面にジッパー式の大きなポケットが2つ、側面に小さなポケットが2つあるので、予備バッテリーや携帯電話などをいれることも可能です。

これはかなり便利かもしれないです。

ライドの時はこのように背中に。カメラもレンズも軽いので肩に食い込むようなことはありません。

 

撮影する時はクルッと回してこのように取り出せます。グリップがないので取り出す時は慎重に…。ストラップを付けておいたほうが良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

次回は、実践編として、実際にX-E4を持ってライドに行き、今回ご紹介したoff tocoバッグの使い心地、XF27mm f2.8パンケーキレンズでの写りなどについてご紹介したいと思います。

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引き続き「ちゃりカメラ」をよろしくお願いいたします。

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